X1用ソフト カムイの剣(コンプティーク)1985年 | コオロギ養殖のブログ(レトロPCルーム)

X1用ソフト カムイの剣(コンプティーク)1985年

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アニメ映画化された小説「カムイの剣(角川書店)」
その「カムイの剣」をコンプティーク(COMPTIQ)が
パソコン用アドベンチャーゲーム化しました。
今回はその「カムイの剣」X1版を紹介します。
1985年の作品でPC88 X1 FM7用等で発売されました。

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ゲームを立ち上げると COMPTIQ のロゴが表示されます。

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その後タイトル画面が表示され、
FDD数 や ロードプレイorニュープレイ を選択しゲームがスタートします。

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最初のCGとメッセージが表示され、
その後コマンド入力が可能となります。
ゲーム起動開始からここまで約5分間掛りました。

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CGの表示には時間が掛ります。
移動コマンド等で次のCGへと移り始めて
コマンド受付状態になるまで大体2分ほど掛ります。

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CG表示に時間が掛るので結構ストレスが溜まります。

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忍びが現れました。

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TALK と打ち込もうとしたけど TA;K って打ち込んじゃいました。
殺されちゃってゲームオーバー
まあこの場面では TALK と打ち込んでも殺られちゃうんだけどね。

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CGを表示しないテキストモードもあります。
しかし、これで進められる場所は移動途中のシーンや
どういったコマンドを打ち込むか既に分かっているシーンだけです。
通常はCGを表示させないと入力コマンドが思いつきません。

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コタンを発見

X1_KAMUIg33 
箱を発見!
持ち去ろうとしても「オモクテ モテナイ」って・・・
どんだけ非力なカムイなんだよ・・・

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取り敢えず箱を開けてみました。
箱一つ開けた時もCGを描き直します。
また2分ほど待たされます。

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中から砂金の入った皮袋が2つ見つかったので
貰っておきます。

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移動して「チエプ ノ ムラ」まで来ました。
若い漁師がいます。

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先程手に入れた金(砂金)で投網を手に入れました。

ここまでのゲーム画面で打ち込んだコマンドを
見てもらえば分かるかと思いますが、

GET BOX
OPEN ハコ
GET FUKURO
FUKURO LOOK
BUY アミ
GIVE カネ
コマンド入力はかなり柔軟に受け入れてくれます。

動詞 + 名詞
名詞 + 動詞
どちらでも入力を受け付けてくれますし

英語 + 英語
カナ + カナ
ローマ字 + ローマ字
それぞれの入力方法にも対応しております。

また、
OPEN ハコ , GET FUKURO , FUKURO LOOK
のように、
英語 カナ ローマ字 を名詞と動詞で混同して使っても受け付けてくれます。

さらに、画面は載せておりませんが
GeT fufuRO
のように英語とローマ字は、
単語を"大文字と小文字"を混同しながら入力しても受け付けてくれます。

ここまで柔軟なコマンド受付をしてくれるゲームは
当時としては非常に珍しいものでした。

移動後にCGを描き終えてからもFDを読み込んでいたのは、
そのシーンで受け付けるコマンドを読み込んでいたのではないでしょうか?
(憶測なので間違っていても許してね)

コマンド受付が非常に柔軟である作品だけに
CGの描写速度をもう少し速くしてくれれば・・・と思いました。

ゲーム途中ですが、X1版「カムイの剣」はここで終了です。

END