PC88用ソフト SUGAR FACTRY (テクノポリスソフト) 1984年 #PART1 | コオロギ養殖のブログ(レトロPCルーム)

PC88用ソフト SUGAR FACTRY (テクノポリスソフト) 1984年 #PART1

PC88_SUGARg00 
徳間書店から発売されていたパソコン雑誌「テクノポリス」
そのテクノポリスでプログラムが公開され
後にゲームパックに含まれるソフトの一つとして発売されたゲームが
この「シュガーファクトリー(SUGAR FACTORY)」です。

PC88_SUGARg01 
PC88_SUGARg02 
操作は 4(←移動) , 6(→移動) , SPACEor8(ジャンプ)のみです。
MYを操作してシュガーファクトリー内で
飛び交うお菓子をつかまえるゲームです。
敵のPACOやKANAもお菓子をつかまえます。

このゲームの特徴的なルールは
1.ROOM(他のゲームでいうROUNDやSTAGE)クリア時に
 プレイヤー(MY)がつかまえたお菓子の数よりも
 敵(PACOとKANA)がつかまえたお菓子の数が上回ると
 MYが1人減り再度そのROOMをやり直す
2.MYと敵(PACO,KANA)が接した際、下にいる方がやられる
 (MYと敵が真横で接した場合はMYがやられる)
以上の点です。

PC88_SUGARg11 
ROOM1スタート!
画面右下のLEFTとは(まだ画面上に登場していない)お菓子の残量です。
ゲーム開始時なので LEFT = 30 です。

PC88_SUGARg12 
ゲーム開始から少し経った場面です。
画面下の
WE GOT  ・・・ プレイヤー(MY)がとったお菓子の数です
THEY GOT ・・・ 敵(PACOとKANA)がとったお菓子の数です
つまり
 WE GOT + THEY GOT + 画面上で飛び跳ねているお菓子の数 + LEFT = 30
となります。

PC88_SUGARg13 
画面右上にいるのがPACOです。
画面中央よりやや右下にいるのがKANAです。

PACO
 画面右外から現れた場合は画面の左外までまっすぐ移動
 (画面左外から現れた場合は画面の右外までまっすぐ移動)
KANA
 左右いずれかの画面外から現れ
 左右にランダムに動きながら画面外まで移動

といった単純なアルゴリズムのようです。

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PC88_SUGARg15 
MYとPACOが接したシーンです。
MYが上からPACOに接したのでPACOがやられました。
2つの画像で分かるように、ジャンプ中でも方向を変えることが出来ます。

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PC88_SUGARg17 
最後の一つをとりましたが、
敵がとったお菓子の数が自分がとったお菓子の数より多いので
MYが一人やられてしまい、同じROOMの再プレイとなります。

再プレイ

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今度はMYが敵よりも多くのお菓子を取ったのでROOM1クリアです。

先程のプレイでは説明のために敢えて敵に多くのお菓子をとらせましたが
普通にプレイしていれば敵に多くのお菓子を取られることはありません。
(先のROOMは分かりませんが、前半の数ROOMではこう感じました。)

お菓子の動き(画面内を飛び跳ねている)に関係なく
敵の動きは
ただ一方向へまっすぐ進むだけのPACO
ランダムで左右に動くだけのKANA
これだけです。

取り敢えず今日はここまで
TO BE CONTINUED