X1用ゲーム 野球狂(ハドソンソフト)
X1用 野球ゲーム『野球狂(ハドソンソフト HUDSON SOFT)』です。
当時ゲームセンターなどで人気を博していた
リアルタイム野球ゲームをパソコン用ソフトで実現した作品です。
『アクションゲーム的要素』を取り入れた
最初のパソコン用野球ゲームソフトだと思うんだよね。
(パソコン用ビクトリアスナインより先に発売されました。)
それまでは
「球種は? スピードは? コースは?」
こんな感じの戦略型シミュレーションゲームとしての
野球ゲームはあったんだけどね。
アクション性が高く完成度の高い”パソコン用野球ゲームソフト”は
野球狂が最初だったと思います。
※守備に関してはピッチング&野手の送球以外は全てオートです。
送球以外では野手の操作が出来ません。
でも当時としては充分凄かったんだよね。
バットを振ってボールを打つ(途中で止めてバントも可)
盗塁 進塁 帰塁 等の操作が出来るのは画期的でした。
1P vs COM 1P vs 2P COM vs COM
の3つのモードがあります。(COMvsCOMは観戦用ね)
このゲームはなんとチームエディットが出来ます。
しかも作ったチームデータのセーブ&ロードが出来ます。
(当時こんなことが出来る野球ゲームって他にあったかな?
おいらの記憶にはないね。)
最初からセリーグとパリーグの
2チーム分のデータが入っているのですぐに遊べます。
これがパリーグね。
ゲームの開発&発売時期が選手名からも分かるよね。
セリーグの1番バッター篠塚じゃなかったシノヅカを打席に向かえます。
こんな非力なバッターは
東尾じゃなかったヒガシオの投球で軽くねじ伏せてやります。
先頭打者に初級ホームランを打たれてしまいました。
ホームランを打つと飛行船が飛びます。
(画像は見づらいけど Good HOME RUN と書かれています)
気を取り直し後続を抑えました。
流石パリーグのエース「ヒガシオ」
2回3回とハラのホームラン等でセリーグに追加点を取られて4-0の劣勢です。
2打席目のハラに死球を投げるヒガシオ
きっ汚いぞヒガシオ!
っておいらが操作しているんだけどね。
これはピッチャーが投げた瞬間の画像ね。
いい写真が撮れたので載せちゃいました。
4-0の劣勢で迎えた9回の裏です。
ここで怒涛の反撃をお見せしちゃうね。
(画像は守備についていたパリーグ選手がベンチに戻るシーン)
先頭打者オオイシが2ベースで出塁しました。
反撃の狼煙をあげました。
...
なんとミノダの強烈なサードゴロでオオイシが三塁手にタッチアウトにされ
その後一塁送球でダブルプレーという最悪の結果に・・・
その後オチアイも凡退しゲームセット。
チャララッチャ チャララッチャ チャッチャチャララッチャラン
という効果音とともにゲームセット
当時としてはかなりレベルの高い作品であることを改めて実感しました。
それと一つ気になることがあったのでディスク画像を載せちゃいます。
X1シリーズに5inchFDドライブを繋げていれば
このゲームは問題なく遊べます。
でも、X1turbo用って表記なんだよね。
(X1とturbo共用ならX1/turboと表記し、
X1turbo専用ならX1turboと表記します。)
なんでX1turboって表記していたんだろうね。