10月1日(土)千葉県がんピア・サポーターフォローアップ研修に参加しました。
毎年一回,恒例の模擬患者さんとの模擬面談。
模擬とはいうものの、練習とはいうものの・・・本番のピアサポートよりも緊張する
今回も、緊張に始まり・緊張に終わった
・・・とはいうものの、気づきもありました。
っていうか、思い出したのです。私のピアサポートへの思いの原点を
それは、「わかってもらえた感」という言葉。
患者同士の会話では、互いの間にある溝を、ぴょんと飛び越えることができる。
そこに「わかってもらえた感」があるから・・・
医療者とでは、その溝を埋めることはできない。
「わかってもらえた感」は、同じ病の者同士だからこそ・・・
そんなお話を聞いたのです。
その時、これだと思い、地元でピアサポートの活動があったらなと願い、その思いがかなって、いざ始めてみると・・・気持ちは、空回りするばかり
ピアサポートしている時
早期発見で抗がん剤治療もうけていない私とのお話が、役立つのだろうか
乳がん以外の方に、何をどのようにお話すればいいのだろうか
と、自分が何を話そうか、ということに意識が集中してしまっていました。
でも、大切なのは、まずはじっくりとお話を聴くこと、ゆっくりとお話をしてもらうこと
それから始まるピアサポートなんだな
ということに気づけた研修でした。
そして、改めて感じたこと。
それは「今の日本には、がん患者や家族が、本当にじっくりと話を聴いてもらえる場が、ない」ということです。
でも、そんな場所が、いよいよオープンするのです。
マギーズ東京10月10日オープン
10月11日オープン記念チャリティ講演会・・・行きます