「安倍談話」への期待 | 幸福実現党 こうの一郎オフィシャルブログ

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おはようございます。本日も素晴らしい1日になりますことを、心から祈念しています。

8月に出す予定の安倍談話の内容が今後の日本の方向性を決める重要な談話になります。

去る1月25日のNHKの番組では、安倍首相は「今まで重ねてきた文言を使うかどうかではなく、安倍政権としてどう考えているのかとの観点で出したい」と語っています。

また戦後50年の「村山談話」と戦後60年の「小泉談話」に明記された「植民地支配と侵略」と「痛切な反省と心からのおわび」との文言を「同じように使うか」との質問に対しては、「そういうことではない」と語っています。

しかし、安倍首相は「歴代首相の談話を全体として受け継いでいく」と重ねて強調しています。

また、忘れてはならないのが「河野談話」です。従軍慰安婦問題について政府が調査さして証拠がなかったのに、時に自民党官房長官河野洋平氏が従軍慰安婦を認めた談話です。

慰安婦像をアメリカなどに広めている団体の根拠には、この「河野談話」があります。日本政府が認めているから、証拠があろうがなかろうが関係ないという論理です。

安倍首相は8月に出す談話について「どのような世界をつくっていこうとするのか、日本の未来に対する意思を書き込みたい」と語っています。

しかし、その内容が河野談話、村山談話、小泉談話を引き継ぐ内容をもとに語られたとしたら、安倍談話は日本を「植民地主義・軍国主義・侵略戦争を起こした悪い国=日本」を認めた上で謝罪を前提とした日本の未来になります。

 安倍首相に対しては、中韓両国だけでなく、欧米の一部メディアでも「歴史修正主義者」と批判する見方があります。

歴史修正主義」とは…
従来の歴史観と違う歴史観を主張する者に対して「客観的な歴史学の成果を無視し、自らに都合の良い過去は誇張や捏造したり、都合の悪い過去は過小評価や抹消したりして、自らのイデオロギーに従うように過去に関する記述を修正するものである」として批判する場合に用いられる言葉。

 大東亜戦争に関しては、アジアの白人支配からの解放という大義名分があり、実際にアジアの国々はそのあと欧米の植民地から独立しています。また、日本は植民地支配というより、共栄圏として、日本が入った国々をともに発展するようにインフラや病院、学校などもつくっています。台湾やパラオなどのいい例です。

 安倍首相は戦後70年の節目に出す「安倍談話」を、戦後50年の「村山談話」などにある「植民地支配と侵略」「心からのおわび」などの文言を使うかどうかについて、「同じことを入れるのであれば談話を出す必要はない」としています。「(同じものを出すなら)名前だけ書き換えればいいだけの話になる」とも述べています。

 これだけで判断すると、先の村山談話・小泉談話踏襲が前提となっているようにも思いえます。曖昧な談話であれば、日本が課せられている濡れ衣のような「侵略戦争・植民地支配・軍国主義」のレッテルが取れない日本、ウソでっち上げの「南京大虐殺」「従軍慰安婦」を払拭できないのではないかと危惧しています。

 例え歴史修正主義者として言われようとも、正しい歴史、少なくともフェアな歴史を日本と世界に発信しなくていけません。間違った歴史観は修正すべきです。

 8月に安倍首相が出す談話に日本の進むべき方向性が決まる大切な談話です。幸福実現党は安倍談話に正しい歴史観を入れた談話をぜひ出していただきたく、今署名活動も行っています。

 署名活動『「河野・村山談話」の無効を宣言し、自虐史観を一掃する「戦後70年談話」を求める署名』

「河野談話」「村山談話」を白紙撤回して、この国を守るために戦った英霊たちに対して、安倍首相には日本の誇りを取り戻せる「安倍談話」を出していただきたいと切に願っています。そのためにも署名活動頑張ってまいります。