コンピューター将棋の驚くべき進化(857号) | 前 中央区議会議員 今野弘美の元気日記

前 中央区議会議員 今野弘美の元気日記

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先日、現在将棋界のタイトル棋戦で最も権威のある名人戦において挑戦者として頑張っている羽生善治永世名人にA級順位戦で唯一の黒星を付けたA級棋士三浦9段が、東大の研究チームが開発したコンピューター将棋に負けてしまったことが話題となりました。


私も将棋を趣味と記載するように、昔は地域で行なわれた将棋大会の小学生の部で優勝するなど高校までは野球一筋となりましたが、大学時代は野球部入りを諦め将棋部に所属したほどです。


合宿にも参加し腕を磨きました。


しかし、先輩・仲間のレベルが余りにも違い過ぎ、公式大会に出場することもありませんでした。


大学時代に二段となり、現在でも新聞の将棋欄に目を通すぐらいは続けています。


当時、コンピューター将棋に人間の頭脳が負けるなど想像も出来ませんでした。


囲碁は一手進むごとに指す手が狭まりますが、将棋は逆に持ち駒が増えれば増えるほど手が広がり無限となるからです。


故に、将棋は囲碁やチェスと異なりコンピューターに負けるはずがないと言われていたのです。


ところが実際に敗れ、しかもA級棋士が打ちのめされたのですから将棋界の衝撃も想像できます。


民主党の女性仕分け議員が「1位じゃなきゃ駄目なんですか?2位じゃ・・・」の発言で有名になったスーパーコンピューターは、将棋において1秒間に2億手を読んでしまうレベルなのだそうです。


コンピューター将棋に人間の頭脳が負け正直悔しい思いもありますが、資源のない日本においては技術革新で生きていくしかないのも事実なのです。



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