ホームページ制作に必要なパソコン性能 | WEB系技術電脳日記

ホームページ制作に必要なパソコン性能


WEB系技術電脳日記-ホームページ制作 パソコン
さすがに、そろそろ時期的にWindowsPCも
グレード上げないとキツイ。

IllustratorCSなどDTPソフトの文字組みで動作が重い。
3D系ソフトのレンダリングが重い。

そこで、2008年12月現在でWEB制作者が必要なパソコンの性能を”理想”で考えてみる。


jk HTMLだけの作業なんて無い

もちろん、分業なら限られた機能で充分。
最低限、費用を掛けないなら中古でペンティアム4でメモリ2Gぐらいの一万円以内のマシンで全然OKだが、
基本として余程大きな会社以外は”HTMLのホームページだけ”なんて事は普通はありえない。
それはPHPを始めとするCGIなどのスクリプトが絡む事や、
できたサイトで印刷を絡む事でDTPも必要されると思う。
個人や規模が限られているクライアント様との取引で、

”このサイトでつかったロゴで名刺とか作りたい(´・ω・) スね ”
”ついでにロゴもお願い”

とか・・・なんてお客に言われたりする。まぁ・・・ロゴがないというのもアレだけど、
意外と起業されたばかりだとそういう事もある。
逆に新規で会社を興す際にCIはホームページから手を付けるって多い。
SOHOから規模10名前後の制作会社ではやはり上記にも対応しなければならない。
まぁ・・外注対応って事も多々あるけど・( ; ̄ω ̄)ゞ

大抵のホームページ制作者のPCはオーサリングソフト主体で、いくつもソフトを起動させる。
(DreamweaverとFireworks常時立ち上げて、他のソフトも起動させるとか)
PhotoshopやらIllustratorなどグラフィックソフト、
ソースコードの編集で秀丸やUmEditor,
Flashコンテンツなど動的なリッチコンテンツなどなど・・・
チームで作業でCMSやらスクリプト絡むとEclipce主体な事もあるだろう。
ファイルのリネームやらバックアップ、ディレクトリー間のファイル移動などなど・・・。


ホームページ制作のPC?最高グレードでいいじゃ?
→基本それは無理。


もうあれじゃね?CPU i7 -965 でイケイケでおkじゃ??とかいう人もでそうだが、それは無理。
HTMLも手打ち、制作も全部フリーソフトっていう危なげな制作会社は別として、
基本、インストールするソフトが非常にお金が掛かる。
(アップグレードは別としても)安いAdobe Creative Suite 4 Web Premiumでも20万円はする。
その他必要なソフトを考えただけでも、50万円近くは掛かる。
潤沢な資金で一台70~80万円掛けられるなんて、今のご時勢少ない。

もちろん、分業でホームページだけ、、ならいいが・・・そうは行かない。
つまり、いくらお金があっても最新ハードウェアは無謀すぎる。
良くあるのが、安いマシンをクロックアップで・・とか
個人的には大好き・大好物だが、趣味のゲームマシンとかエンコードバリバリとかなら話は別
バリバリ自作マシンでクロックアップして制作業務なんて、怖くてできない。
逝った場合の事を考えるとクロップアップ前提で制作マシンを用意するなんて無責任だと思う。
(デモ、、、少しは・・・とか(;´д`)ハアハアァ)
もちろん、サブマシンでバックアップも準備してあり、
CPUもマザーボードも予備があるから・・・ってなら話は別だけど。


CPUは2ランク下 ストレージとメモリを上げとけば。


実際、制作をしていれば、それほどマシンの性能を考える事は少ない。
でも、もたつくのは勘弁・・そうなれば、ストレージ(ハードディスクとか記録する部分)と、
メモリーで充分。あと、良質な電源。
欲を言えば、OSの起動部分はSSDなど高速な起動で組むのが理想。



BTOのマシンに必要なパーツを組むのが最善。

実際、kaku氏 にインスパイヤされてパーツを拾って見積もってみた。
Core 2 Quad で・・・・SSDで・・・いや、ケースは今の余りの・・・などなど。
だが、ショップのBTOの金額が全然安い・・・。

私はマシンを組むのが好きだが、時間もない・・・面倒lって人は、
結論とし2ランク下のマシンに ストレージとメモリを組み込むのが一番安い。
OS用のSSD→危ないので、バックアップ用にストレージ領域確保
メモリ→4G
デュアル対応で(ショップの構成による)

じゃCPUから考える

いくらBTOを買ってパーツ交換っていっても乱暴すぎ。
それはショップによって全然構成が違う。
なので、それぞれのパーツから性能を考えてみる。

実際、CPUから考えると、最高クラスのCore i7-965 Extreme Edion(3.2Ghz)と、
安価なCeleron Dual-Core E1200では性能は3倍近い。
株式会社インプレスコミニケーションズのベンチマークテストでは、
3DMarkVantageBuild100テストでは、
Core i7-965 Extreme Edion(3.2Ghz) 7,979 スコアたたき出しているが、
Celeron Dual-Core E1200 は 2,825 となってる。
2ランク下となると、Core 2 Quad のQ9400~Core 2 Duo E8400 ぐらいだろう。
少し幅を広げて性能だけを見てみれば、それぞれ、

6,516 Core 2 Quad Q9650 (3.00GHz)
6,331 Core 2 Quad Q9550 (2.83GHz)
5,769 Core 2 Quad Q8200 (2,33GHz)
5,528 Core 2 Duo E8500 (3.16GHz)
5,498 Phenom X4 9550 Black Edition (2.6Gz)
2,825 celeron Dual-Core E1200 (1.60GHz)

電力を考えると5,498スコアをたたき出した Phenom X4 9550 Black Edition (2.6Gz)は
高負荷時にi7 956を匹敵する程高い・・・うはw

性能重視ならCore i7 消費電力ならCore 2シリーズ
値段ならAMD セレ・ペンティアムDual-Core となる。

実際の業務を振り返ると、実は上記までは全然要らない。
個人的な考えではCPU:Intel Core 2 Quad Q8200 2.33G 
と・・・なれば、もちろん2ランク下げが基本なので
Core 2 Duo E7200という選択だと思う。
これは、E7000シリーズは、Core 2 Duoシリーズ
低価格機向けであるE4000シリーズの後継で、
上位のE8000シリーズやクアッドコアのQ9000シリーズと同じく、最新の45nmプロセス
(すまん、受け売り)
キャッシュ容量がすくないからアレ?じゃないか?とか思うが、
実際試してみないと分からんしな・・・。
・・・と、2008年12月30日現在は思う。

マザーとメモリーを考える


i7は3枚太っ腹が売れ筋らしい。
ぶっちゃけメモリーは意外と破損が多い。
自作してる人なら余ったメモリー使えばOKじゃん♪
で・・あれ??あれ?使えないなんて経験してると思う。
そうなると値下がりしたDDR2を2GB×2枚 
勿論、常識だが、32bit版Windowsでは3GBぐらいまでしか対応しない。
弄ればいける。(色々なHowToがあるから、これは後で対応すればいいとして)
制作業務ではメモリー満タンが基本。

よく・・ありがちな間違いで、
このソフトがメモリーを●MB使うから・・●●MBのメモリーでOKでは?という人がいるが、
これは違う。

ある人が牧場に例えていたが、
牧場にいる羊(ソフト)と同じでメモリ領域(草)が解放されても(草が生えても)
同じ領域(草の生えた場所)は使わない。
いや、正確には、同じ領域のメモリーをすぐ使う事ができない。
これはOS自体やアプリケーションによって違うので、強制的に解放させたり、
チューニングが必要だったりする。
いずれにしても認識全開ギリギリまでメモリーと対応させるマザーはグレードを上げておく。


ストレージを考える


ある程度な弄っている人は分かると思うけど、ハードディスクを買ったまま使うのは宜しくない。
500GBのハードディスクがあれば、OSと保存領域にパーテーションを分けると思う。
そしてもし”制作中にパソコンが壊れるたら??”と考えると、
物理的に分ける。そして素材や過去の成果品と格納するために、NASやら外付けやらに。
そう考えると現時点で最も効果的なのはSSDでOS格納。
案件は100円をきったSDカードやメディアに格納。



・・・と何気に勢いでここまで書いてみるテスト。