こんにちは。番頭です。


パン屋さんに響く「焼きたてで~す」の声。

いいものですよね。

当店でも、「焼きたてで~す」の声がかかり、釜から「ほかほか」のパンがでてきますと、あっという間になくなってしまいます^^


しかし、焼きたてでなく、わざと日をおいて食べるというお客様も。

たとえば、このメイプルメロン

もちろん焼きたてで食べるのも美味しいのですが、お客様の中には3日目が美味しいとおっしゃる方も。

僕は2日目くらいで食べるのが好きです。



たとえば、プルマンブレッド"芳醇"

そのまま食べるなら焼きたて2時間後くらいが好き。

トーストなら、2日~4日たったものを焼くのが好きです。

これもお客様それぞれのようです。



パンは焼きたてももちろん美味しいのですが、熟成された美味しさもあるようです。

(もちろん熟成に耐えうるパンであることが前提なのはいうまでもないのですが)


この「パンは焼きたて」というのは、日本人の食文化に大きく関係しているようです。

その理由、2週間熟成させるパン、焼きたてパンが好かれる理由、パンの熟成の仕組みは、こちらでパン衛門の話しをみてみてください。


熟成のことがでたので、お肉のお話しも・・・

肉職人キャリア40年の僕の父親がいいますに、現在、スーパーなどに流通しているお肉は昔と比べると、ものすごい新鮮さなのだとか。その鮮度は昔では考えられないくらいなのだそうです。

仕事で扱う肉は、さすがに高級品ばかりなので、スーパーのものと違って熟成をしてあるのですが、それでも足りないものもあるくらい。

新鮮すぎるものは、肉に旨味がないのだそうで、スーパーで買ってきたものも少し熟成させてから使うと良いそうです。

ホントに生姜焼きなどもワンランク美味しくなりますよ^^