今日はメンテナスdayなのでダンパーの点検をしました。
私のFR-D v6のダンパーはWRAP-UP製。ピストンは付属のものでオイルはODの#10です。
今はかなりバネ勝ちですがオイル勝ちよりは扱いやすいです。
減衰力は誰も乗っていないのでボヨヨヨーンがボヨンで済めば十分。乗り味は電子デバイスで調整します。
レーシングカーのダンパー作りで1番重要なのは左右対称にする事です!
適切なオイルに高級なシャフトやローフリクションなoリングを組み込んでも、左右で硬さが違うと速く走れません。
次に重要なのが維持力。
良い状態で組めてもダンパーの変化が激しいとセッティング中に原因を特定出来ません。
毎回メンテナンスする人は好きな組み方で良いですが、あまりダンパーに触りたくない方はオイルを入れ過ぎない事です。
オイルは減る一方で増える事はありません。
なので、毎回少しづつオイルが減りエアーが増えて伸びて来なくなり、その状態で速くなってしまうと次にダンパーメンテナンスした時に再現できません。
そこでオススメなのが半引き組みです。
普通に組んでダイヤフラムを被せてキャップを締めます。
一度縮めてキャップを緩めてすぐ締めます。
左右比べて硬い方をもう一度縮めてキャップを少し緩めてオイルを抜きます。
ショックシャフトが全部伸びきらない辺りで左右同じ長さになるまで頑張ります。
これでロングライフダンパーの完成です。
KCRは週一の走行で1年以上同じコンディションを維持しています。
そんな感じで組んであるので完成から1ヶ月経過したFR-D v6のダンパーは全く変化していませんでしたので掃除して組みなおして終わりです。
ただし、これは屋内タイル路面限定です!
ストリート、アスファルト路面、ジャンプ、オフロード、水中でドリフトする車両は毎回全バラメンテナンスして下さい。