日中には、スコールのような雨もあった鳥取。

日本の温帯の気候から、亜熱帯の気候のように

変わってゆくようです。

気温があがると、虫刺されやアセモなどさまざまな

皮膚疾患が流行ります。

特に、お肌の弱い赤ん坊やお年寄りは

予防と養生

が大切です。

中国では、赤ちゃんが生まれると祖母さんが

シコン(紫根)のオイルを絞って

乳児湿疹やおむつかぶれなど

さまざまな赤ちゃんの皮膚トラブルに備える

習慣があるといわれています。

最近では、数年前に日本でも

魔女たちの22時

などで、老化防止の化粧品として紹介され

人気の漢方生薬となりました。

薬局の店頭でも「紫雲膏(シウンコウ)」という

軟膏のベースとしてシコン(紫根)が使われています。

毎年皮膚病の研修に行く、雲南中医薬大学でも

もっとも使用頻度の高い外用薬のひとつ

黄芩万紅膏(おうごんまんこうこう)


の主成分としてやはり、シコン(紫根)が使われています。


炎症を鎮め、解毒・抗菌・抗酸化の作用があるので


傷を殺菌してきれいな皮膚の再生を促進したり

化膿性の皮膚炎にも

また刺激が穏やかなので女性の外陰部にも

老化防止の化粧水としても

乳児湿疹やオムツかぶれにも

やけどや痔にも


比較的安心して使用いただけます。


最近は、日本では紫草は絶滅の危機にさらされていて


貴重な漢方生薬でもありますが


シコン(紫根)はまさに、中国のおばあちゃんたちの


知恵と愛情の賜物と言えるでしょう。



鳥取発イヌイ薬局アトピー脱ステは漢方と食事スキンケア-シコン
中国のおばあちゃんたちの知恵






鳥取の国際中医師コナンのアトピー漢方
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