だざいふリコーダーアンサンブルのメンバーがハンセン病療養所菊池恵楓園を訪問して参りました。
3年前から交流を続けています。
入所者自治会の方々と看護部のご協力で有意義な時間を過ごしました。
皆さん楽しみにしていて下さって、自力で来られる方はずいぶん早くから待って下さり、大半の方は車いすなどで看護士さんと共に演奏開始の2時までには60名ほどの方が集まって下さいました。
講堂などもあるようですが、段差があって車いすが入れないので、この第3病棟のロビーが最適です。
半円形の広い窓とゆったりくつろげるソファー。
写真のように明るく広々としています。
ご存じの曲は一生懸命歌って下さいました。
会場に来られなかった重症患者さんの病棟にも訪問して荒城の月、ふるさとを演奏し、この方も口を大きく開けて声をだし、手を動かそうとされました。
コナンは入所者の方(写真右から2人目)に沢山お散歩させてもらって、演奏中は車の中で歌ってたようですね
ハンセン病の収容は無くなりましたので新しい患者さんはいないわけで、高齢化が進み毎年30名近い方がお亡くなりになるそうです。
広大な園内は整備が行き届き、藤やツツジが咲き(桜の時期は素晴らしいそうです)ゆっくりと散歩できたらいいな・・と思いました。
又病棟も演奏をした一番新しい3病棟を含め素晴らしい環境です。
とにかく消毒臭も異臭もなく病院??という感じです。
今は解放されていますので皆様も是非訪問なさって下さい。
http://www.hosp.go.jp/~keifuen/
終わってから園内を車で廻り、入所者の方々と歓談して帰途につきました