8

昭和58
年に仲間が集って始めたリコーダーアンサンブル。
24年が経ちました。

立ち上げのときからずっと助けてくれたSさん。
一番の理解者であり相談相手でした。

長い間には色々なことがありましたが、ず~っと続けて来れたのは彼女の陰の支えがあったからです。

昨年3月末に膵臓癌とわかり闘病を続けていましたが、ついに力尽き
今日午前1時28分に安らかに旅立ちました。

昨日一緒に演奏をして、その響きの余韻の中で逝ったのでしょう。


昨日はリコーダーアンサンブルの初練習の日。

みんなでSさんのホスピスに演奏に行って来ました。
(土曜日に行ったときに病院にお願いしたところ快く承諾してくれたのです)

1時から2時までベッドのままで聞いてくれました。
リコーダーをしっかり握って時々指を動かしていました。
そしてゆっくりと手を振ってくれたのです。

彼女に語りかけながら、共に歩んだ24年の歳月を振り返りながら演奏いたしました。

演奏前にご主人から”あと3日くらい”と聞かされ、よくぞ今日この日に彼女と共に

コンサー ト が出来た・・と感無量でした。



8  8

8  8

演奏中にしっかりと手を振ったのですパー””
”さよなら”と言ったのですね。


コンサート終了後、数時間後に息をひきとられたのです。

何時も何処でも自分より人のために尽くしすぎるほど尽くし続けたあなた、あなたがまいた種はみんな美しい花になってますよブーケ1

何時までもみんなの心の中に咲き続けるでしょう。

ありがとう!!


2枚目のCDには何としてもSさんに1曲でもいいから入って欲しいと、もうかなり体力は落ちていましたが11月27日、我々がケアラポートに訪問演奏して帰ってから6時頃に有智山荘に来て貰い彼女の一番好きな曲、ひばりちゃんの「津軽のふるさと」を録音しました。

その直後から黄疸が出て急に悪くなっていきました。


この曲はすぐCDにして聞いて貰いました。


できあがるのはまだもう少しかかりそうです。

残念ながら追悼盤になってしまいました。