21日(土)朝10時半に太宰府を出発して熊本で高速を降りてから軽く昼食をして、
12時に恵楓園に到着しました。
敷地面積は60ヘクタール以上あり、広大な自然と緑に恵まれています。
指定された受付からは自転車の先導で会場の3病棟へ。
ここは一番新しい病棟で明るく広々としています。
まず感じたのは看護が行き届いているからでしょう。
病院臭、病人臭が全然なく、皆さんとてもこぎれいに清潔にされていたことです。
仕事柄老人ケア施設に行くことが多いのですが、数倍清潔感にあふれていました。
1時半頃から入所者の方々が集まりはじめ、開始時間の2時前には皆さんしっかり鑑賞体制。
病院側の方も驚くほどの人数が集まってくれました。
プログラム50枚用意して看護士さんにわたしたとき「こんなにたくさん?」と言われたのになんと105名の入所者、介護士さんが来てくださったようです。
曲目は
見上げてごらん夜の星を
アメイジンググレイス
さくら
百万本のバラ
アヴェヴェルムコルプス
カッチーニのアベマリア
タンゴ・フォ・エリーゼ
やさしい気持ち
四季の歌
いい日旅立ち
月の砂漠
さくら貝の歌
坊がつる讃歌
クシコスポスト
花・荒城の月・ふるさと
後半は懐かしい歌の曲で皆さんにも歌っていただきました。
きれいな声でしっかりと歌われていました。
時々目頭を押さえている方も・・・。
写真の手前のおばあちゃんは殆ど反応がなく動けない状態なのに
終わり頃には先生方も聞きに来られていました。
終わってから皆さんと握手、抱き合って再会を約束しました。
あまりにもつらい悲惨な人生を過ごされ、今や帰るところもない方達ですが、手厚い看護の元明るく過ごされておられる姿に
私どもの方が励まされた様な気がします。
出来れば1年に1回は訪問したいとお願いしてきました。
帰りに馬刺しを買って帰りましたぞ!
やはり、本場もんはウマか!!(実はこれが目的だったりして)