プロジェクトのススメ_グランドデザインプログラム(2) | kon3。(このさん)の創作活動日誌ブログ

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福岡でクリエーターをしている僕は、ここでは主に最近の創作活動のことを中心に書いて公開中。

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■グランドデザイン・プログラム(GDプログラム)とは 2023年までをメドとしたCSSの中間目標として これからの主な活動を三つにわけることにしました。
●オープン・フリースペース・プログラム
●シェアリングイベント・プログラム
●マスターブランド・プログラム



■CSSグランドデザイン・プログラム_シェアリングイベント・プログラム案 <概 要>
NEW SHARING MARKET PROGRAM (または NEO BARTTER MARKET PROGRAM)


ボランティアと聞いたらなにをイメージする。

善意の行為 社会貢献 人への無料奉仕 ただ働きの労働

しかしCSSが提唱するボランティアは別の意図をもっています。 まずボクの20代は創作活動以外のほとんどは ある企業でのボランティア活動をしめていたといっていい。 人や社会への貢献活動として無料の… 言葉を悪くいえばタダ働きだ。 しかし 自分の人生にとってそれは 現在大きな財産になったといえる。 そこでボクは仕事のやり方 すすめ方 またその本社はアメリカでたまにアメリカからトレーニングするためのコーチがきたり また逆にボクらがアメリカにいって活動のためのトレーニングをうけたり 海外意識 外資の考え方などもえられた感じだ。 それがいわゆる自分の蓄積されたノウハウ(それだけではなく 他の知識などと混ざり)になり 現在企画したり プレゼンしたり また創作活動のことにつかったりできている)。

まず そこでは「結果をとれ」というのが そのボランティア活動でよくいわれていたことだった。 それがなんなのかはその当時はあまり考えなかったが いまはそれがなんなのかが理解できる。 ボランティアは金銭ではない 別のなにか別の経済的な流れがある それがノウハウをえられる(給与ではえられないモノをえられていた)場であると気がついたのは 最近だ。

例えばある役者の人がいっていたが 役者にとって舞台経験が大事なこと。 どんなに高額のギャラよりも ひとつでも多くの舞台を経験させてくれる方を自分は選ぶ。 つまり彼において 金銭よりも経験からくるノウハウが自分にとって利益があるという感じだろう…

そのノウハウは個人個人が違うものだろう。それは 人それぞれの感じ方や認識の仕方が違うからだ。 ボクにとって 創作活動に役立つノウハウとしてその結果をとってきたが 別の人にとっては家族との関係 異性の愛し方 仕事の手順などと視野が違ってくる。

その個人個人のノウハウを物々交換していくことをおこなうのが このシェアリングイベント・プログラムの主旨である。 例えば 自分の会社のいいと思えるやり方と 別の会社のいい仕事の手順を集め それを公開し 共有できる そういシェアできる場があれば…どうだろうか

たとえば アメリカに「バーニングマン」というイベントがある。 それはアートの最大のバカ騒ぎのイベント。 これはすべて物々交換でおこなわれるという。 自分がもっているものだけでもののやりとりをするという。絵が描ける人はその絵を 音楽ができる人は音楽を 踊りができる人は踊りを。 そしてお金がなくても人はいきていけるかという実験のようなものからうまれたのがこのイベントなのだという。 デジタル経済のパラダイムシフトを説いたクリス・アンダーソン氏は 「これは人はお金がなくても生きていけることを証明しているお祭りだ」と著書に書いていた(ちなみにそれでボクは「バーニングマン」を知った)。

CSSのボランティア力は いわゆる個人のノウハウの物々交換といえるかもしれない。 それは 金銭ではない 別の経済システムになっていく実験。 ボクはいまの世の中 お金中心でまわりすぎていると思う。 そして お金をたくさんもつ者が権力者となっている。 そのわりにはその権力者は権力をもつ責任を意識していない。 逆にその責任から逃げようとして 社会に混乱をここ数年 度々おこしはじめた。 もはや危険というか 害にも思える(こういう人たちを金妄怪<かねもうけ:金儲けだけを妄想する妖怪>というのだろう 社会のために仕事や会社をおこなっている人や お金をもうけようとしている人たちにも迷惑をかける)。

ボクは決して マネー主義を批判しているのではない。 ただもし何かあった場合のセーフティー・システムをもったほうがいいように考えるようになった。 それがクリエイティブの力でなんとかできないかと考えた。 もし仮に世界経済や自然災害での混乱がおきても ひとりひとりの創造力やノウハウが その難局をきりぬける切り札 知恵の力となる。 そういうシステムをいまからつくるべきだと提言する。 それがCSSの提唱するボランティアの力 ノウハウのシェアリングの場 新たな物々交換市場だといえる(人間の営みの最初はモノの物々交換からはじまり そして現在 新たな物々交換の時代がおきつつある それはノウハウとノウハウの交換という エネルギーとエネルギーの交換のようなものだと仮定している)

しかし最初はボランティアも 誰でもいいわけではない。 無理していやいやながら ボランティアしてもらっても迷惑だ。だから 参加条件を考えた。

1.現在創作環境にいてクリエーターの実験的なことをやる場として
2.これから創作環境をめざす学びの場として
3.家庭など社会からしばらく遠ざかっている主婦などが職場復帰の勘をとりもどす場として
3.メンタル休業 社会に出て 精神的に疲れて 一時的な休息 リフレッシュの場として

一応 目標としては 日本に休職システムができるというところまでというコミットもある。それは 海外では自分のための長期休暇や休職はあたりまえだと聞く。 本業を一時的に休職して 別のことをするそうだ。 それは自分の仕事のマンネリ化をなくすことと。 精神的なリフレッシュをはかること。 その間にふだんできないことをおこなう。 海外に長旅をしたり 専門の学校にいったり ボランティア活動をしたりするそうだ。 そして他でノウハウか 社会教育なりを得て いわゆる充電してきて またもとの職場にもどり そこの新たな戦力となる。

例えば大企業のような社員が大勢いるところにスポンサーになってもらうとしよう。 ただしスポンサー料のかわりに一時的な人を出してもらう。 その期間は休職扱いで 会社から給与が出る。 CSSは その期間をボランティアとして イベントプロジェクトの立案・実行 またはボランティアスタッフとして参加してもらう。 企業にとっては 社員のマンネリ化をなくしたり 精神的なリフレッシュになる。 モノづくりをしている人などは アイデアがうまれることもあるかもしれない。 デメリットは そのまま企業を離れる人もいるかも… またCSSはノウハウが社員教育となり 会社にもどると 新たな戦力となることが予想される。 その結果データがとれ それが新たなCSSのノウハウとなり 社会へオープンソース(公開 共有 シャア)していく。 CSSはそんな休職システムを推進する。 海外では長期休暇はよくあるが 日本では産休でもたいへんだと聞く 近年では介護休もあるそうだが まだまだだそうだ。 もちろん これは経済的な余裕のある人たちの話だが しかし そういう休職システムがあると日本社会の活力も変わるかも…と。

また低コストでハイクオリティーなこともできる。市 県 国の公共機関 税金の使い方 節税対策なこともできそうだ。例えば以前書いたが コード・フォー・アメリカ(アメリカの市や政府のシステム開発をサポートしている民間の非営利団体)。一年間くらい休職したソフト開発エンジニアが市や州の役所にいき そこのシステムをつくる。その期間は一年で ふたつか三つくらいだが だいたい10年以上かけても完成しなかったシステムが わずか3ヶ月で完成。またその予算も10億ドルかけてもだめだったものが 1千万ドルでできた。

そのためにいままで(CSSの第一期の活動はイベントがメインだった)の経験から一番多くの人が集まりやすいのがイベント(祭り)だと考えた。 だからCSSでは 演劇 ダンス ファッションイベントを開催する意思をもっている。 それは まずはエンターテイメントとして興行的な成功をおさめることは当たり前だが それと同時に 啓蒙活動 ボランティア力を育てることもしていく。 そのボランティアもタダ働き 単なる無料奉仕ということではなく その参加者 ひとりひとりにノウハウをえられるという利益が給与のかわりとなるようにしていく。 そのノウハウの物々交換の市場化をイベントで実験的におこなうというプログラム(CSSグランドデザイン・プログラム) それがシェアリングイベント・プログラムである(ただ 単なるボランティア活動をおこなっているのではなく そういう主旨でおこなおうとしていて そこが他との差別化となっていくようには考えている)。

ちなみに ボクは現在活動して感じていることだが ネット社会ではマネー主義はどんどん強化 強くなっていくが 実体社会ではどんどん脱マネー 新物々交換主義的な流れになっていくような気がする。 どちらがいいということではなく それぞれがそれぞれをカバーし合いながら ゆっくりと人の意識や世界は変化していくような感じがすることをフィードバックしておこうと思う。

なお これはあくまでそういう主旨と方向性で活動しているので 絶対そうなるとはいえないリスクがあることもつけくわえておきます。











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現在 このCSSは オープン・フリースペースにむけて活動中!

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