プロジェクトのすすめ(18)プラン0+ <6>フリーの戦略《プライスレス》 | kon3。(このさん)の創作活動日誌ブログ

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福岡でクリエーターをしている僕は、ここでは主に最近の創作活動のことを中心に書いて公開中。

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今回 僕…いや僕らが進めているプロジェクトのことを書こうと思う。
このKAIKOプロジェクトは2008年から開始したプロジェクト。


KAIKOプロジェクトでは プラン0+として フリーの戦略をおこなっている。そしてプロジェクトではブログ戦略も重要な活動だと考えています。


あるところで知ったですが… (あくまで聞いた話なので個人差があると思うし 参考までに)

ブログの主要な記事は だいたい3ロール(スクロールして画面が完全にかわるのを1ロールとして)内くらいで書くことをおさめるようにする。それ以上になる場合は ふたつ以上にわける(また別の日に掲載する/個人によっては1日何回も更新する) かにする。大事なのは あまり情報を過多にしないことだ。さらに 最初の三行の言葉できまるという。よくブログにくる常連さんには問題ないが はじめてくる人は それを読むかどうかを「最初の三行」できめるという話だ。

ブログの統計では 一回休むごとにアクセス数は半分になるという。
例えば 最初の日に100アクセスきたとしよう なにもしないと次の日は50になり、またなにもしないとその次の日は25となる。最終的には0だが でもだいたいは0にはならない 0に近い数でとまるという(0と3くらいのところをいったりきたりする感じ)。

また その内の3~10%が行動をおこす対象になるという。
例えば 最初に1万アクセスあるとすると その内の300~1000くらいがベタやいいねを残す行動をする。そしてさらにその内の30~100くらいがコメントやトラックバックを残す行動をする。さらにその内の3~10くらいが現実的な行動をおこす発展(例えば購買意欲でモノを買う)をするという話だ(あくまで統計的な話で個人差はある)

その話の真意はどうかだが 確かに僕のブログのカウント数などを見ると アクセス数があがるほど 行動する人たちの数が増えるのは確かだ(例えば100アクセスあるとベタを残す人たちは3人くらいだが 200くらいになると10人以上になるし、ときにはコメントを残す人も出てくる)

そこで僕は 今年からブログは戦略の大切な活動として位置づけし いろいろなことをおこなうことにした(それまではだらだらとあまり考えないで書いていた)。

とりあえずアメーバブログでいろいろなラボ(実験)的なことをおこなっていくことにした(カウント数などグラフック機能がついていてわかりやすい。アクセス数やランキングが 数字だけではなく キャラクターの段位式なので ゲーム感覚で楽しめるのがいい。人は数字にとらわれやすいので こういう感じなら修行をしている感じがする)。 



そこでまず 一週間のブログ投稿内容を変更していくことにした(プログラムを組む)。

■各曜日ごとの予定プログラム
月:これまでのいろいろなできごとや想い
火:販売漫画の告知
水:その他
木:プロジェクトのこと
金:作品掲載(イラスト、デジタル漫画 など)
土:休
日:オリジナル漫画


日曜日はオリジナル・ショート漫画掲載中しているが これはこの前 ある依頼で4コマ漫画を描いたら、なかなか面白かったので 以前から考えていた短編漫画「きりん」の続編、「ゴーイング スーパーマーケット」を4コマ漫画で描いて ブログに掲載していった。そして この4コマ漫画制作中にいい作品のアイデアや それまで構想だけにしたいたものの作品構成などが出てきたりする(実際に頭の中で考えるより 手を動かしながら考える方がいい案が浮かんだりする)。またこれらは DEEP Forestのキャラクターの世界観のおはなしを中心に描いていき、その中で人気があったり、または長編に適したものをもっと長い感じで描くプレテスト版となっていく予定だ(つまりいい実験になっている)。

以下3~4ヵ月ごとに漫画の内容をかえていきたいとも思っている。

■これからの掲載予定
1~3月 ゴーイング スーパーマーケット
4~6月 キグパ
7~9月 すうぃーツ
10~12月 インヤン



まさにプライベート雑誌の編集という感じがして 書くほうも面白くなってきた。




こういうことをおこないながら将来はインターネットラジオやインターネットテレビのコンテンツ制作のヒントにしようとも考えています。ただいまは 実験段階ですが 以前上演した演劇イベント「あいドル$」などの映像を流して次のミッションの構想などを練っている状態です(なんか 今度はプライベート番組制作をおこなっている感じもしてきた) 

現代人は 自宅でゆったりではなく スマホなどで携帯してコンテンツなどを見ているといいます。その時間は 通勤電車の中 誰かを待つとき 映画などの待ち時間など 別のことをしている状況が多い。 しかしそれゆえにかえって集中力も必要となり、集中するから疲れやすい。だから必然的に 長いものよりも短いものが好まれる。もし映画など長編モノを ゆっくりみたいときは自宅でコーヒーでも飲みながらちゃんと見る だからネットでは長いのはNG。携帯は携帯の見方があるということを考えるべきなのだ(それに いまの若い人はせっかち 数分でも見れないという話もある)。だから そういう層をとりこむにはショートというのがキーワードとなるようだ。だからあえてテストとして「あいドル$」の映像は だいたいが5分くらいにしている(その分話の数がが多くなる。また以前から「あいドル$」は場面展開がはやすぎるといわれていたが 今回ははそういう感じだったのが幸いしている)。

アップルの創設者スティーヴ・ジョブズのプレゼンは 3分から5分くらいになると観客に変化をあたえるように意図されていたという(たとえば 音楽がなる 映像画面がはじまる)。それはそのくらいで観客の集中力がなくなることを感じていたからだという。人の講演や芝居などを見るにしても 5分くらいなにも変化がない壇上を見ている観客はもう5分をこえるともうそこにはいないということらしい。

そういう感じで 僕のこれからつくる演劇イベントもなっていくかもしれない。
つまりイベントを映像でとって それをインターネットで配信するということではなく。インターネットで配信することにあわせたことを前提にした演出(あくまで演出できたらだが)をしていくものをつくっていくということだ(3~5分で場面がかわるか音楽やダンスなどのイベントがおきる仕組みもそのひとつ)。そういうことを批判する人もいるかもしれないが それがこのミッションのコンセプトである。ここでは 単なるイベントではなく テクノロジーをつかったイベントミッション。この場合 インターネットと連動したコンテンツをつくるという意図からの考えから出てきたアイデアなので その勘を大切にしたいと思うのだ。

また ジョブズもi-Tunesで音楽をバラで売るとき まわりから批判された(海外では音楽はシングルはなく アルバム販売が主流だ。アルバムの曲順には意味があり その音楽の順番にはちゃんと計算されていて アーティストの想いも強いという。しかしアルバムの中にはユーザーがあまり聞きたくない曲もある。いままではそんなことお構いなしでレコード会社はアルバムを販売していた<主導権は販売側にあった>が ジョブズはこれをばら売りすることで低価格販売化を成功させた)が 結局は彼が正解だったことが証明された<というよりも選択権がユーザーに移った>。

しかし現在映像が悪いということが悩みのタネだ。 だから逆にそういうコンテンツがほしくなった(ネットで配信するコンテンツプログラムの思いが強くなった)かもしれない。そうしてまた「あいドル$」の再演などの演劇イベントの企画(いずれ芝居も映画館で上映される時代が到来するかもしれないので そのためのコンテンツをいまのうちにつくっておく考えが浮かんだのだ)などを考えるようになったのも理由のひとつなのです(ある意味自然な流れのような感じもする)。




クリス・アンダーソン氏は彼の著書の中で ネットで儲けを考えるのは幻想だと思えと書いています。インターネットの世界の中では まずビジネスとして成功することはないだろうと 多少の商品の差別化をすると儲かるかもしれないが ほとんどがフリー(無料)化に向かうだろうと。しかし金銭的なことではないものが 取引されていく(流通原則)ことになっていくだろうとも付け加えている。お金ではないもの 例えばそれは「信用」というもの。信用がお金のかわりに取引材料となり、そしてあわよくば現実(ネット以外)の世界でお金というカタチで物質化となる。たとえば あるミュージシャンがインターネットで無料配信し、そこで得た「信用」によって 多くの人がライブに来て、チケットやグッズを買っていくという感じ(つまり 僕の場合は こういう活動の映像を無料コンテンツとして流し、そこからくる3~10%の行動する人がチケットやグッズを買い見に来てくれるということだろう。また そういうシステムをつくりたくなったともいえる)

「人は信用する人からしか モノを買わない」とメンタリストのDaiGo氏はある番組でいっていたが 確かに真理だと思う。この信用を得るためにも これからは オープン(公開)、シェア(共有)が大事なこと(よくいうガラス張りだ)と思う。そしてこれらが 信用というプライスレスを取引する大事なカギだということだ。



最近はフェイスブックなのだろう。フェイスブックは実名なので信用度のランクが高いのだという。プレゼン先の名刺交換でも「フェイスブックはありますか」とよく聞かれるようになった…(フェイスブックでの戦略はまた別の機会に書く)。クリス・アンダーソン氏は もう大衆(みんな同じ概念で行動をおこす人々)というものはいない、すべてがコミュニティーに分散している(専門家 詳しい人たち またはマニアが集まり集団をつくる たしかネイティブアメリカンが部族のことを込みにティーだといっていたから各部族といったものかも)。それはブログとか フェイスブックなどではなく、コミュニティーが人をひきつけ 仕事をあたえ 信頼をあたえるものになっていると。


ちなみに 僕の場合 ブログで書きすぎだということもいわれる。そういうことは秘密にして ウラで動くべき それがお前の儲けになるんだから…と。しかし僕にとっての活動のコンセプトは「宇宙(こころ)が喜ぶものをつくる」そのために「人々を覚醒させる作品をつくり提供する」だ。

■フリー 無料配信
■オープン ブログで情報を公開する
■シェア いろいろなところで感じたことなどをブログなどで共有する


これらを基本にすることで 僕は僕で自分のほしいもの プライスレスなものをちゃんとうけとっているといえる。

最初に書いたカウント数が減るというのはある意味「信用度」が目減りしているバロメーターといえるかもしれない。この「プライスレス(信用)貯金」がたまって(なにか東洋の思想で 徳を積むという言葉があるが そんな感じだ。ここでのマネー単位は「徳」<壱徳 弐徳…>といってもいいかも…) はじめて僕らの真のプロジェクトのミッションは始動できるということになる (孫子曰く「勝負とは戦う前からすでにきまっていなけらばならない<準備や作戦を練る>。行動をおこすのは最後にそれを証明するときである<勝てる見込みがでてはじめて行動におこせ 逆にいうと心にまだ迷いがあるときは行動をおこしてはならない>」










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なお ここに書かれていることはあくまで個人的な意見なので… 多少の小言はご了承ください



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