今回の講義内容は「ソーシャルメディアの台頭」です

まず、「ソーシャルメディア革命3」を見ました。

5組に1組のカップルがソーシャルメディアで出会うだなんて…

私が小・中学生の頃はインターネットで知り合った人と会ってはいけません!!!と言われていたのに。ネットとともに人も進化するね…。

https://youtu.be/82zcIHtrALA

 

2001年首相初のメールマガジンを発行したのは小泉純一郎元首相。78万部を発行し、最盛期には225万人以上の読者を抱えていました。PC向けと携帯電話向けに発行されており、総理退任に伴い2006年に終了しました。メルマガ購読数としては世界一とも言われており、今どんなに人気のタレントやアイドルが発行してもここまでの購読数は稼げないと思われます。

 

2003年にブログが流行しました。livedoorのホリエモンこと堀江貴文さんが流行らせたと言われています。

しかし、2006年mixiやモバゲーの出現、急成長によりブログの数が増えなくなります。

増えなくなったものの、全世界のブログ投稿の約37%を日本語が占めそれは英語や中国語を上回る第1位となりました。日本はブログ文化が根強く残っていることがわかります。

 

2008年にはオバマ大統領が選挙にTwitterを使い当選しました。

 

2010年の元旦に鳩山元首相がTwitterを開始しTwitterの認知度が上がりました。

ここから有名人だけでなく一般人もTwitterを始めるようになりました。

2011年Facebookの創設者を描く映画「ソーシャルネットワーク」が上演されました。

マークザッカーバーグが大学でミスコンやりたくて大学のサーバーをハッキングして個人情報を抜き取り、クイズでミスコンを開催しました。これがFacebookのはしりと言われています。クレイジーすぎるミスコンが今やSNSのドンとも言えるFacebookに成長するなんて誰も想像していなかったでしょう…。

 

2011年「アラブの春」エジプト政権を崩壊させたのはSNSでした。

生活難(五人以上の集会での政府批判を禁止)→チラシ(facebookのURLを載せる)→facebook(デモしようぜ!と呼びかけ)→Ust(デモを生配信)→Youtube(録画したデモの様子をアップ)→Twitter(友達以外に拡散)→生活難(最後はネットが遮断され電話で交流)

と言う流れでした。

 

2011年3月11日震災時にTwitterの投稿数が急増したがサーバーはダウンしませんでした。有名人、一般人の呼びかけツイートで「絆」を再認識できました。

これを機にTwitterがさらに普及しました。

 

この頃からスマホユーザーも増え震災を機に「LINE」が誕生しました。震災の経験を生かすため既読という機能が付きました。

 

LINE、Facebook、Twitterにはお友達やフォロワーがいます。その数の平均は100〜180人と言われています。これは《ダンバー数150人の法則》といって150人以下であれば、規則やルールがなくても同じ目標を達成することができ、これが最大効果を生む組織の適正規模だというもので、イギリスのロビン・ダンバー学者が主張しています。

逆に150人をわずかに超えてしまっただけで分派行動が生まれ、互いがギクシャクし始めて疎遠になって各人のベクトルが分散してしまいます。

簡単に言うとお友達は150人が限界。どうやってコントロールするかが重要になってきます。

 

GoogleとFacebook

GoogleはHP、写真、動画、メール、スケージュール、近況報告、資料などを自分のサーバーに入れておけばGoogleを使って検索してくれるだろうという考えなのに対して、Facebookは人間を探すので人間の情報をおさえれば、インターネットを制することができる…という考えなのです。

検索をして買い物をする人が増えている現代ですがその中で8割強の人が意思決定に検索を利用していることがわかりました。またその6割が検索したワードで欲しい情報が見つからないと不満に思っていることもわかりました。他にも男女合わせて3人に1人が口コミ検索を行っています。このように人は買い物に少しでも参考になる情報を求めています。

私たちが人から物を買うとき、知らない人と知ってる人だったら絶対知っている人から買うように人は安心して物を買いたいのです。

 

ネットがない時代は縁で繋がっていた(昨日きてくれた人のお店に今日は自分が買いに行く)のが検索で繋がり(自分で探していく)、今ではfacebook(昔のように縁を復縁させる)で繋がっています。

人間関係もグローカル(グローバル×ローカル)の時代になりそうです。

 

 

横田先生のサイトもチェケラ↓

http://yokotashurin.com