今日は、午後から、大賀ホールでの、辻井伸行スペシャル・コンサート


<自作&クラシック>に、友人と行きました。8月末から、旭川市、小樽市、


函館市で演奏されてきて、今日は軽井沢でした。大賀ホール主催のコンサート


ではなかったので、チケットの割り当てが少なく、発売日には、朝1時間半前


から並んで、買うことができました。1988年生まれということですから、28歳


でしょうか。柔らかく深みのある音で、素晴らしい演奏でした。多くのコンクール


で受賞しているのは、よく知っていましたが、自作の作品は初めて聴きました。


小学生の時に作ったという「ロックフェラーの天使の羽」「セーヌ川のロンド」や


高校生で作った作品など、天は視力を与えなかったかわりに音楽の才能を


与えられたのかと思いました。後半は、ドビュッシー、ラヴェルの作品、そして


最後に、ショパンの「バラード1番」「英雄ポロネーズ」の華やかな演奏でした。


スタンディングオベーションもあり、拍手が鳴りやまずに、2曲アンコールが


あった後、辻井さんが、ピアノのふたを閉じて、お開きとなりました。まだ20代、


これからさらに円熟していくであろう演奏が楽しみです。