CUBEの内部構造
一辺が約4.2mの立方体の小部屋からなる。 小部屋の上下左右前後の六面は全く同じ構造・デザインとなっている。 一つの面は囲の字で、中央に正方形のハッチ式扉が一つ、井の形に2本の細い梯子が縦方向・横方向共に埋め込まれている。
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壁は全面発光パネルとなっており、電子基板を連想させる幾何学的な模様が浮き出る。 このような小部屋を1単位として、一辺が130mの立方体である外壁の内側にぎっしりと積み重なっている。 発光パネルの発色は部屋によって白・赤・青・緑・薄茶と様々であるが、カラーリングが意味するところは不明。
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上記のように、どの部屋も基本構造は全く同じであるが、部屋によっては殺人的なトラップが仕掛けられている場合がある。 扉は隣接する部屋の扉と連動しており、手動で自由に開閉し、そこから近傍の部屋を覗き込んだり、ハッチをくぐって移動することができる。
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センサーおよびトラップには様々なタイプがあるが、どれも発動するまでは壁面に格納されているため、一見してトラップの有無を判別することは困難。 「罠のある部屋に入る」=「即死」というわけではなく、全体的に皮膚がズル剥けたり
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罠やセンサーの種類によっては、回避したり、発動させずに通過することもできる。 劇中で見られたセンサーおよびトラップは以下のものがある。

センサー
加圧・振動探知機
音声探知機(扉の開閉音には反応しないようになっている)
接触探知機
分子探知機(靴などには反応せず、人体に反応するようになっている。探知しやすくするためか、このセンサーが設置されている部屋は空気が乾燥している)
トラップ
格子網目状に張り巡らされたワイヤーナイフ(非常に鋭く、人体をも切断するワイヤー)
ガスバーナー
薬品噴射(薬品には人体を溶かす効果がある)
円錐状に張り巡らされたワイヤーナイフ
無数の針