カウンセリングをしていると、

だいたい子どもの頃のお話しを
たくさん聴いています。

もちろん、
最近のお話や
子どもの頃ではないお話しも
おうかがいしますが、

私たちの心理療法では、
子どもの頃に、

今現在の性格をつくっていったと考えるので、

子どもの頃のお話しをたくさん聴くし、

ワーク(実際に相手がいると想定して対話することをしたり、
気持ちを吐き出したりします)の中でも、

子どもの頃の場面を再現していくので、

クライアントさんは、
今現在、大人の方ですが、

ワークの中では、
私は子どもとお話しをするつもりで、

クライアントさんとお話しをしていきます。


そうすると、

とにかく、
たくさん、たくさん、

子どもの時に、
傷ついていらっしゃるんです。

私たち、
子どもの頃、

たくさん、たくさん、
傷ついているんです。


こころの病気を抱えていらっしゃる方は、

やはり、とっても、とっても、
子ども時代に辛く悲しい経験、

とても怖くてたまらない経験、

淋しくて耐えられないような経験を
していらっしゃいます。


しかし、
こころの病気とかではなくても、

元気にされている方も、
子どもの頃、

たくさん傷ついています。


傷ついたから、

なんだか自信がなかったり、

自分はダメだと感じたりするのです。


傷ついたから、

意地悪だったり、

人を批判したり、バカにしたりするんです。

傷つかず、
優しく育まれていたら、

穏やかで優しい気持ちで、
自分を信じて、
たくましく、
周りと共に、

幸せに過ごしていけるのです。

だから、
子どもは大事にされ、
愛されてほしい。

守られ、幸せに過ごしてほしい。

そう願います。






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