NHK『プロフェッショナル~仕事の流儀』に出演された潜水士の渋谷正信の言葉より
水中作業の最も難しい点の一つは、
体が常に水の流れや波のウネリの影響を受けるということだ。
体が揺り動かされる中で、
正確な作業を行う極意を、渋谷はこう表現する。
『波の力を自分の体で支えるなんて不可能
ある一点が固定されて、ほかの所が抜けてて
しなやかになってる。
海藻でいえばワカメのように
根は付いてるけど、波に自由自在になってる。
あの感じがいい』
渋谷正信 潜水士 プロフェッショナル仕事の流儀より
前にも書いたけれど、
私はポジティブな人だと思われることがとても多い!!
ブログ書く時もそうだけど、仕事モードにスイッチが入った時はもちろん
そういう状態であることは必須だから、切り替わっているけど、
そうじゃない時は、
普通に落ち込むこと多々あります。
これまた何度か書いている、
表面が明るければ明るいほど裏は真っ黒けっけみたいな。
他人への嫉妬や苛立ちだって人一倍あるけど、
そもそも人と比べること事態を『悪』だという認識ではないし、
そういうブラックな部分も、ポジティブな部分も、
それもこれもセットに揃っているから自分なんだよね~(*^^)vって
考えだから、マイナスのダメージをさほど受けずに生きているだけです。
そうは言っても、
先述のように生きていればいろいろ嫌なこともいっぱいありますが、
そんな時は、無駄な抵抗はせず、
その感情に流されてしまえ~!!
デス。^^
負の感情を味わい尽くすとか、
感じ切るとか表現されることもあるかと思いますが、
それと似ている。
今日の冒頭に引用した渋谷正信氏という方は、
過去にTBS系列の『情熱大陸』や、
このブログでも紹介した『日刊スゴイ人』というメルマガにも登場され、
昨年にはNHKのプロフェッショナルに出演した超有名なプロ潜水士の方、
ご存知の方も多いかと思います。
潜水士の仕事とは、
東京湾アクアライン、レインボーブリッジや羽田空港の拡張工事など、
橋を造るときや、海を埋め立てるとき、
海に潜って手作業でボルトを締め、基礎工事をしたりする仕事。
渋谷さんは水中での工事作業の第一人者であり、
仕事場が海の中という、
常に危険と隣り合わせな命がけの仕事をされている方。
私は海に潜るのも飛び込むのも大好きな為、
水の怖さを何度も経験してて、
ダイビングや素潜り、サーフィンをされたことがある方なんかは、
海という大自然を相手にしたとき、
人間の無力さを痛感した、なんて経験ありませんか?
だからこそ、
無駄な抵抗はやめ、根っこの部分はしっかり保ちながらも、
ワカメのようにしなやかに、
水の流れや波のうねりに身をまかすという
渋谷さんの言葉に共感しました。
ネガティブはいけない
人と比べてはいけない
誰かに嫉妬してはいけない
一般論として?
間違ってもないことなんだろうと思うけど、
その感情自体が、
自然に湧き起こってしまった心の動きだと思うので、
きっと今はそんな潮の流れの中にいるんだな~ってことで、
その流れがいつかは終わることを待つ、みたいな感じ。
もちろんそう俯瞰できるようになれたのはここ数年で、
昔は『こんな自分じゃダメだ!!』って、
いろいろ本読んで、気合入れてってやってたのだけど、
それって、荒れた波のうねりの中で、
力づくで手足をバタバタさせるような感覚にも似てて、
余計に体力消耗するんですよね。
海の中でゆらいでいるワカメのように・・・ユラユラ~
ではその根っこの部分とは何か?
なんですが、
やはり、
何度も書いているように自分を信じることなんだと思います。
ここでの自分を信じるって、
決して大袈裟なことじゃなく・・・
『どうせさぁ~(-"-)
時間が経てば、
また前へ向くんだよねぇ』
と、凹んでいて我ながらサイテーな状態なんだけど、
その部分だけはかろうじて首の皮一枚つながっている感じ。(笑)
そしてその首の皮一枚の厚さも、
場数をこなして、やがて顔のツラが厚くなるように、
しっかりした根っこへと変化していくのではないかと思います。
ということで、ヒットした方、
ワカメになって
様々な感情に
身をまかせながら、
しなやかに生きてみませんか~^^
~Today's self coaching~
今あなたに起きている
波のうねり(マイナスな感情)
それ、どうにかしようとせず、
あるがまま、
ワカメのように身をまかせてみるとしたら、
その波のうねりの感じ方って
どう変化してきそうですか?^^
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