今月に入って二人の子供を持たない女性の発言が話題になっています。


その一人、女優の山口智子さん


雑誌FRaU3月号に掲載された
山口智子さんのロングインタビュー。


私はずっと、子供を産んで育てる人生ではない、

 別の人生を望んでいました


 今でも、一片の後悔もないです。


人それぞれ、いろんな選択があっていいはず。~


もう一人は歌手であり、今やずっしり存在感のある女優の


小泉今日子さん。


2005年1月から2014年12月まで、
10年間にわたって読売新聞紙上で発表された
小泉さんの97冊ぶんの書評をまとめた書評集、

『小泉今日子書評集』(中央公論新社)の中の言葉。


~ 四十歳を過ぎた私の人生の中で、


やり残したことがあるとしたら
自分の子供を持つことだ。


時間に限りのあることだから、ある年齢を
過ぎた女性なら一度は真剣に考えたことがあると思う。

家族の再生を描いた
心優しいこの物語を読んで、

私はそんな思いから少しだけ解放された~


伊吹有喜さんの『四十九日のレシピ』の書評の中の

言葉です。


自ら望んで子供を産まない人生もあるし

心の底から望んでも子供に恵まれず

子供を持たない人生になった場合もある。


どちらにしても、子どものいない人生。


そんな人たちに世間の風はまだ冷たい。


結婚しているというだけで

「お子さんいくつですか?」と聞いてきたり

「子供がいるといいわよ」とか

「苦労しないでいいわね」など

心ない言葉を浴びせる人も少なくない・・・。


私の友人には、周囲の

子なしハラスメントに耐えられず

不妊治療をしているのに

「病気で子供が出来ない身体なんです」と

周囲に言っていた友達や

飲み会で

「子供を作らなければ、

 子供に殺される心配がない」と

言ってしまった友達もいます。


2人の女性の自分らしい生き方の表明。


子供がいない私の心に

グッとくるものがありました。


今週のNHK朝ドラ「あさが来た」で見た
商売に人生を捧げるあさちゃんと
家事を全うするはつちゃんの人生。


人生いろいろ、いろんな生き方がある。


どんな生き方を選択しても

どんな生き方になったとしても

その人が幸せだと思えるならいいんだよね。


自分の尺度と人の尺度は違う。


私は私の幸せをこれからも探していこうと思います。




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