夜は一緒に散歩しよ【電子書籍】[ 黒 史郎 ]
514円
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作家の横田卓郎は妻を亡くし、娘の千秋と二人で暮らしていた。
妻の死後、千秋は奇妙な絵を描くようになる……。
人ではない異形のものを。
ある日をきっかけに「青い顔の女」ばかりを描くようになった千秋は、
その絵を「ママ」と呼び、絵を描くことに執着する。
そしてもうひとつ執着すること。
それは、夜の散歩だった。
第1回『幽』怪談文学賞大賞受賞作。
解説は京極夏彦氏。
面白かったぁ〜♪
軽快に読み進められる、読みやすい文体。
でも読み進むうちに怖ろしくなってきた。
タイトルからはホラーとは想像できないし、
表紙絵も怖さが感じられない
読み進めても、あまり怖くない。
コレって「ホラー」?「怪談」なの?、ってカンジ
中判に差しかかってやっと、
ドキドキゾワゾワ感がでてきて、
(やはりホラー怪談なんだと)安心したりして(笑)
読み終えて、
「あー怖かった!」
ではなく
「あー面白かった!!」
と、思える作品
第1回『幽』怪談文学賞大賞受賞作
だけのことはあると思った