東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~(リリー・フランキー)


「五月にある人は言った。東京でも田舎町でもどこでも一緒よ。結局は、誰と一緒におるのか、それが大切なことやけん。」


リリーさんの著作は「美女と野球 」を読み、こんなディープな世界を知る人はどんなコトをしてきたのかな~って思ってました。


幼少時から現在まで、たくさんの心に染みる言葉が詰め込まれています。
地方から上京した人は勿論、故郷から親元から離れて暮らしている人はどこかシンクロするところがあるのではないでしょうか。


自身のもどかしさや焦燥、オカンへの想いと距離感、「親の顔」以外のオカンとオトン・・・
何をやっても後悔しないことはないでしょうが、減らすことは今からでもできるんじゃないか、って思いました。


出版社 / 著者からの内容紹介
読みやすさ、ユーモア、強烈な感動! 同時代の我らが天才リリー・フランキーが骨身に沁みるように綴る、母と子、父と子、友情。この普遍的な、そして、いま語りづらいことがまっすぐリアルに胸に届く、新たなる「国民的名作」。


リリー・フランキー
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~


■ドラマ化情報
今夏放送のフジテレビ系スペシャルドラマ「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」
同ドラマは、130万部を突破したイラストレーターで作家、リリー・フランキー氏(42)のベストセラー小説が原作。大泉洋(32)演じる主人公「ボク」が、田中裕子(50)扮する「オカン」を看取るまでを描く。
広末涼子がは東京タワーの案内役として働く「ボク」の彼女役で、がんを患い上京してくる「オカン」を「ボク」とともに見守り続ける役どころ。
演出予定だった久世光彦さん(享年70)の死去で企画の存続が危ぶまれたが、公開中の映画「県庁の星」の西谷弘監督が急きょ、代わりに演出を手掛けることになり制作が決まった。撮影は4月初旬から約1カ月を予定している。


■ほぼ日刊イトイ新聞 - 東京タワー さらに糸井重里。
http://www.1101.com/lily_tokyo/