こんばんは。
なんだか、凄い風と雷鳴の夜です
さて、整体師という仕事をしていると、人という存在について深く考えるようになりますね。
エネルギーや霊的なことに興味をもったりします。
私も整体師の端くれとして、そういうことについてまあそこそこ勉強してきました。
そもそも、古来から治療を業とするのは神と近い人、神社やお寺教会でお勤めする人が多かったのは事実です。
人は体だけではなく、心があり魂があり、ただ物理的刺激を与えれば症状が消えるというものでもありません。
毎日施術をしていると、少しでももっと治せる力が欲しいと思うものです。
そこでパワースポットへ行ったりする整体師が多いわけです。
先日、奈良の大神神社に行ってきました。ご神体である三輪山には上りませんでしたけど、ご挨拶と祈願の為にお参りしました。
大阪を出るときは曇っていましたが、三輪の駅に下りたら雨が降ってきました。
神社に参るときに降る雨は、神さまが歓迎してくださっていると言われます。
有り難い恵みの雨です。
大神神社の御祭神は大物主大神という、とても麗しい男の神様です。
蛇に姿を変えられることもあって、巳さんの好きな卵やお酒をお供えすると喜んでくださいます。
卵は持参、お酒を買って神社へ。
午前中のお参りですが、雨のためお灯明が灯してありました。
前回は良く晴れた日でしたので、今回はまた違う表情を見れてステキでした。
拝殿にお参りした後、巳さんの杉のところに卵とお酒をお供えしようとしたら、
ビューーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!
と、一瞬の強い風。
私の知る限り、神仏とはとてもユーモラスであり厳しくも温かいのです。
先ほど、お願いしたことへのお返事のようですね。
私はごく普通の人ですが、例によって例のごとくちょっと不思議な声が(笑)
「お酒は蓋を開けて置いて帰りなさい。あんたはどうせ飲めんじゃろう。卵は持って帰って今日中に食べるとよい。あんたの話は分かった。」
おみくじを引いて見ると小吉でしたが、なるほどなアドバイスが書いてあり心が温かくなりました。
狭井神社へ向かう途中で、他の神様方にもご挨拶を。
市杵島姫神社は工事中であったため、軽く頭を下げて通ろうとしたら、
「こら、お辞儀が浅い。」と叱られて、頭をグイッとやられました(笑)
私の母は広島県の宮島の出身ですから、この神様には私が子供の頃からご縁を頂いているわけです。
狭井神社に手を合わせて去ろうとすると、またしても、
「こら、こっちを向かぬか!失礼な奴め!私を忘れるとはどういうことだ?お前が小さいころからずっと見てきたというのに。」
という空気が。
先ほど工事中だった市杵島姫神社から、神様が一時的に狭井神社の横に移られていたのでした。それに気づかずに全く違う方に気を取られていたのでした。
不思議ですよね、神様に叱られてみて、改めてご加護を知るというありがたさが。
しかも、言葉は厳しくても、本当に温かくて神様の深い愛を感じる波動なのですよ。
人が神仏の前で手を合わせると、必ずその神仏と縁がつながります。
神仏に感謝の気持ちを持てば、必ずご加護くださいます。
私は特に何教の人でもありませんし、信心深い方でもなかったのですが、その存在を信じざるを得ないくらいたくさん助けられてきたので、神仏とのかかわりは大切にするようになりました。
大神神社に居る間は、傘が必要なほどの雨が降っていましたが、不思議と困るほど濡れるということもありませんでした。
神社を後にして展望台へ。
不思議と雨が上がり。
久しぶりにデンデンちゃんが居たりして。
清々しい気持ちいい感じでした。
この展望台はいつ来てもいいです。
振り向けば、三輪山が。
この三輪山と、向こうの二つの山との間にはなにか気持ちのいい気の流れのようなものをいつも感じます。
金色のロープのように感じるのは私だけでしょうかねぇ(笑)
雨はやみ、遠くに天使のはしごが見えたところで三輪の駅を後にしたのでした。
たまには、心とエネルギーの洗濯をしに、お気に入りのスポットに行ってみるのもいいものですよ。
ではでは、また。