B子「アベノミクス絶好調ね。」
作者「あらかじめ成功することが予定されていた経済政策(笑)。」
B子「よし! インフレだ! 財政出動だ! 日銀法改正だ! 賃上げだ!とか
気合い入れるだけで景気が回復してしまうなんて爽快そのものね。あまりにも簡単に景気回復してしまって来年の今頃はみんなあっけにとられてるんじゃないかしら?日本人って一斉にそういうのやるの好きそうだし。」
作者「だけど、今の国際情勢を考えると、このような大胆な政策を打つのってタイミング的にはベストなのだな。アメリカはオバマ政権なので、歓迎するだろうし、欧州も日本の政策が成功するかどうか固唾をのんで見守ってる状況だと思うぜ。それと中韓をはじめとする日本の近隣諸国のとっても日本の景気回復はありがたいはずだ。安倍のこの政治的なカンの良さは褒めてやろう。さすがプロの政治家だな。」
B子「ここでかつてあった安倍カラーってあったじゃん。」
作者「過去形になってるが、多分あれは偽保守。」
B子「安倍ってホントは何やりたいのかしら?」
作者「歴史に名を残すようなことをやりたい人物なんだと思うよ。そのタイミングをずっと探ってたんだろ?それはある時は憲法改正であり、あるときは経済危機であり・・。」
B子「なるほど。政策はなんだっていいわけだ。」
作者「今は経済政策において与野党で対立点ってなくなってしまった感じだな。アベノミクスってレーガノミックス=ネオリベを完全否定した政策なのだが、これが成功するとみんなの党とかのネオリベ政党って事実上存在意義を失うと思うのだ。」
B子「政治的争点て他に何があるのかしら?」
作者「いや。たくさんあるだろ?脱原発、女系天皇、憲法改正、教育問題。」
B子「教育問題について言うと、例の体罰自殺事件ってあったじゃん。私、意外っだたのはあの事件のとき、政治家から体罰肯定意見がでなかったじゃん。そのような発言をすると政治的な自殺になるとみんなわかったからなのだな。ああ。時代は変わってるなと。」
作者「そうだな。戸塚ヨットスクールの頃って、あれを肯定する政治家って結構いたのだな。空気感が今とは違うのだな。」
B子「とりあえずは様子見ってとこね。保守カルトとかが活躍しないように見張ってなきゃいけないけどね。」
(文責 DJ ERIERI)
2013年2月9日mixiより転載