グルっぽを作成しました。
「国語指導」という名称です。
国語(日本語)についてなら、なんでも語り合っていきたいと思います。
お陰様でたくさんの方にご参加いただいています。
関心のある方は、どうぞご参加お待ちしております。

先日、新聞を読んでいてびっくりしました。叫び

読者が投稿するコーナーです。
点訳ボランティアをなさっている方が、自分の知識のなさに驚いたという投稿でした。

漢字の読みを間違って覚えていたということですが、例として挙がっていたのが、
「八百万の神」「三十一文字」「日本武尊」でした。
ここをご覧の方はもちろん「やおよろずのかみ」「みそひともじ」「やまとたけるのみこと」ときちんとお読みになれることと信じています。
ですが、その方は「はっぴゃくまんのかみ」「さんじゅういちもじ」「にほんぶそん」だと思い込んでいたとか……

お若い方ならいざ知らず、私と同世代の女性でした。
学校で習わなかったのでしょうか?古典でも出てくるはずです。
私の生徒なら、小学生でも読めますね。

ここまで母国語である日本語の知識が、日本人に軽視されてしまっていることに愕然としました。
それとも、この方に何か特殊事情、たとえば海外生活が長いとか、にほんごを母国語としない方とか、がおありなのでしょうか?
そう思いたいですね。
そうでないとしたら……

私たち、国語(日本語)教育に携わる者に課せられる責任と期待は重いと思いました。
文化は国の礎、その文化を支えるのは言語ですから。

どんなに外国語が流暢に話せようとも、母国語を正しく使いこなせない、
母国の歴史上、文化上重要な言葉を知らないようでは、真の国際人とは言えないと思います。
そして、そういう「母国の言語や文化」をご存じない方が、言語に関わる立場(ボランティアでも)になられることにも、不安を感じた次第でした。

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