グルっぽを作成しました。
「国語指導」という名称です。
国語(日本語)についてなら、なんでも語り合っていきたいと思います。
お陰様でたくさんの方にご参加いただいています。
関心のある方は、どうぞご参加お待ちしております。


あるところに白に茶のブチ姉弟がいましたネコ
お母さんはいつの間にかいなくなってしまい、2匹で体を寄せ合って生きていました。
2匹の会話です。

弟「おねえちゃん、お腹が空いたね」
姉「そうね。でも、昨日食べたから、我慢できるくらいだわ」
弟「そうだね。昨日、いつもの公園で、ご飯食べたものね。でも今日はまだだよ」
姉「冬の間はもっとお腹が空いていたものね。何日も食べるものがなくて、たまに煮干しをくれる人はいたけど、猫のごはんなんて食べられなかったわね」
弟「そうだったね。寒かったしね。あのまま死んじゃうかと思ったよ、ぼく」
姉「寒かったわね。二人で体を寄せ合っていてもぶるぶる震えていたわ」
弟「少し暖かくなって、ほっとしていたら、あのニンゲンが来たんだよね。あの日のこと、ぼくは忘れないよ」
姉「私も覚えているわ。猫のご飯をくれた初めての人だもの。あれから毎日来て私達にご飯をくれるようになったのよね。これで生きていかれる、って嬉しかった」
弟「毎日来てくれるものね。でも、今日はまだ来ないね。暗くなってきたよ。ニンゲン、今日は来ないのだろうか」
姉「きっと来てくれるわよ。人間は私たちと違って、やることがたくさんあるの。だから決まった時間に来られるとは限らないのよ。私はあのニンゲンを信じているわ」
弟「そうだね。僕も信じているよ。あのニンゲンは僕らのことが大好きだって言ってたから」
姉「私たちは人間に苛められたこともあり、人間が嫌いになりそうだったけど、あのニンゲンに会えたから、人間を好きになったわ」、
弟「僕もだよ。僕は猫神様にお祈りするんだ。いつまでもニンゲンが僕たちに会いに来てくれますようにって」
姉「私もお祈りするわ。猫神様、ニンゲンを幸せにしてくださいって。それが私たちにできる唯一のお礼だから」

猫神様にこのお願いが届きますように。
そして、願い通りニンゲンが幸せになれますように。
可哀想な猫たちを一匹でも多く救うためにも。


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