グルっぽを作成しました。
「国語指導」という名称です。
国語(日本語)についてなら、なんでも語り合っていきたいと思います。
お陰様でたくさんの方にご参加いただいています。
関心のある方は、どうぞご参加お待ちしております。

何度か話題に出ているウォーキングルート途中の「芝生の家」の猫ちゃん。ネコ
時間によっては見かけないこともあるのですが、エサを運んでいる方が、私が知っているだけでも4人はいらっしゃるので、どなたかからもらっていることと安心しています。
私はトーラと呼んでいますが、それぞれが好きな名前を付けていらっしゃるようです(笑)

金曜日、通りかかったところ、道沿いに小学生4人が立ち止っています。
男の子と女の子が2人ずつでした。女の子男の子
「もしかして猫ちゃん?」と聞くと、「はい」と答えます。
「いないこともあるから。今日はどうかしら?」と言うと「あそこにいます」と指さす方向を見ると、お座りしたトーラが。
ふと見ると、道にタオルを敷いた段ボールが置いてあります。
「これ、君たちが持ってきてくれたの?」「はい。寒くて可哀想だと思って」

なんて優しい子たちなんでしょう!
この「芝生の家」の猫ちゃんについて一番最初に書いた「優しい心」、その時の小学生とは別の子ですが、同じ優しさの持主です。
http://ameblo.jp/kokugonosensei-nana/entry-11564683963.html
箱には名前まで書いてあります。「リブ」と。
「リブっていう名前で呼んでいるの?」と聞くと、一人の男の子がちょっぴり恥ずかしそうに「はい、ぼくが付けました」と。
「自分の好きな名前で呼べばいいのよ。おばさんはトーラって呼んでるわ」と言うと笑ってくれました。

名まえというのは「大切なものをそうでないものと区別するための」記号だと、教材で読みました。
この子たちにとって、この猫はすでに「特別な存在」なのですね。猫ちゃんも幸せです。
そうはいっても、公道に箱を置いたままだと撤去されたりどこかへ飛んで行ったりするので、
「このおうちの人にはお庭に入る許可をもらっているから、おばさんが入って、雨の当たらないところに箱を置いてくるわね」と話しました。
子ども達の厚意を、優しさを大切に守りたかったのです。
4人はホッとした顔をしながら「そんな親しいんですか?よかった~」と言ってくれました。

「あなたたちのおうちにも猫がいるの?」と聞くと、1人の子が「うちは犬がいます。お母さんは猫がほしかったんだけど、お姉ちゃんに押し切られて」と言います。
「だったら、今度どこかで野良の子猫を見つけたらおうちに連れて行ってあげて。お母さんがお好きならきっと飼ってもらえるから。」と言いましたら「はい!」と言ってくれました。
これで一つ命が救われる、そう思ってほっとしました。

最後まで礼儀正しく、言葉遣いも乱れたところが一つもない小学生、5年生だそうです。
さぞ、円やかで慈愛に満ちたご両親に育てられていることでしょう。
こういう子供たちが多く育つ街こそが、「民度の高い街」と呼べるのではないでしょうか。
そんな町に住んでいることを誇りに思います。

ペタしてね

それからWOHASをより多くの方に知っていただきたいと思っております。
WOHASの名の下へ、みんな集まれ!!を合言葉に。
国語の先生のブログ-WOHASロゴ

↑ロゴをクリックするとWOHASの紹介PDFファイルが開きます。
ダウンロード・印刷はご自由にどうぞ。


お問い合わせはこちら
(lanlan教育研究所のfacebookページのお問い合わせフォームにて承ります)


国語の先生のブログでした。