おとといは「みんなで一緒に古事記を読もう~日本神話に親しむin狭山」でした。

参加者の方々はいつもおなじみの方々だったので気楽に出来ました。

補助教材で

出雲神話かるた

日本の神様カード

神代の言葉カード

こういうのがあった方が楽しいですね。

残念なのは出雲神話かるたはその名の通り出雲神話が中心なのでほとんどが出雲神話の絵。

そこまでストーリーが進まなかったので、活躍の場があまりなかった・・・・

絵柄が可愛いので使いたかったんだけれど。

まあ、予想通りかな。

でも、神代の言葉カードはとても美しくて皆さんに喜んでいただけたかなと思います。

テキストは角川ソフィア文庫の

「新版 古事記 現代語訳付き」を選びました。

この本は古事記の上中下巻を完全収録して読み下し文、現代語訳、原文、注釈によって古事記原文を理解するのに低価格な文庫としては最高の一冊だと思います。

ただし、この本は原文を理解したい人向けなのでストーリーだけを楽しみたい方にはおすすめできません。

今回、古事記をみんなで声に出して読んだ後解説していくというスタイル。

読むのは原文読み下し文。

原文では

「天地初發之時於高天原成神名天之御中主神」という全部漢字の文を

読み下し文では

「天地(あめつち)初めてひらくる時に、高天原(たかあまはら)に成る神の名は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」

と、読みます。

または、

「天地はじまりの時、高天原に成りませるの名は、天之御中主神」とか、

翻訳する人によって細かい部分は違っていて、これこそが正しいというのがあるわけではありませんが。

この本には現代語訳ものっていてそっちの方が読みやすいのだけれど、あえて原文読み下しにしたのは原文の雰囲気を感じて欲しかったから。

でも、もっと初心者受けするようにもっと簡単にストーリーを追うセミナーの方がいいのだろうか?とも思いますし、参加者の人が理解しやすいのが一番ですからね。

次回のことはわからないけれど、またやれたらいいな。

参加者の皆様、ありがとうございました。