ゲームから学ぶ社会勉強の話~その1:バザー(競売所)出品の手数料は実社会でも存在している~ | 精神医学をもっとわかりやすくもっと面白く。

ゲームから学ぶ社会勉強の話~その1:バザー(競売所)出品の手数料は実社会でも存在している~

こんにちは。
ナルシスト活用を提唱する「ナル活」精神科医の西井重超です。


今日はオンラインRPGゲーム、いわゆるMMOの話の続きです。

今回はコミュニケーションじゃなくて、

少し社会勉強をしてみましょう。


私がやってるドラゴンクエスト10の他に、

ファイナルファンタジー11などでも見られるバザー(競売所)。

このシステムは実は実社会にもあるのです。


それが消費税です。


消費税とは、簡単にいうと売上1000万円を超えた事業者に対し

現在では8%を徴収する税金です。


ドラクエ10はバザー手数料が5%です。

(ドラクエ10が発売された時期は平成24年8月2日は、

消費税が5%だったのも面白いですね。)


「100万Gの商品をバザーで売ったら5万Gもとられた。」


こういう会話を聞くことがあるのですが、

こういう会話をつぶやいたことのある人は是非読んでほしい。


現実社会でも、消費税と言うものが存在し

お店を経営している人は商品を売ったら、

現在なら8%税金を納めなければならないのです。


「100万円の商品を売ったら8万円も税金でとられた。」


来年から消費税が10%にあがります。


「100万円の商品を売ったら10万円も税金でとられた。」


になるわけです。


私たちはお店に払うお金(税込み価格)にとらわれがちで

「カフェのランチセットが1000円もかかった、高いなぁ。」

と思いがちです。

ですが、例えばカフェが年間売上が1000万円だとしたら約100万円は

(*細かい計算もあると思うので厳密に100万円じゃない気がする)

税金として国に治める必要があるのです。


「年約1万件」これは日本で年間に倒産する会社の数です。

知らず知らずのうちに、少しお店側の苦悩がわかるような体験を

オンラインゲームでしているのだと気付いてもらえたらいいかなと思いました。


自分と立場の違う人の視点になってみる。

コミュニケーションでも大事なスキルになってきます。


「ナル活」精神科医の西井重超でした。
Twitter→ http://twitter.com/nishiishigeki