成田空港にやってきました。
今回の目的地は中国の大連です。
理由はいろいろとありますが・・・
往復ANAの旅行パックが年末年始にしては、
かなり格安だったこと。
そして、エネルギッシュで急成長を続ける、
中国に触れてみたかったこと。
どうせ行くなら、まだ行った事のない街へ・・・
今年は戦後70年、
改めて日本の戦争の軌跡を見つめてみたい。
など、など。
こんな理由で、
ちょっとマニアックな旅になりました。
12月30日から1月2日までの行程で、
海外での年越しは初めてです。
さっそく、ANAのエコノミー席で出発!
最前列が取れたという事もあり、
足をゆっくり伸ばせて、とても快適でした。
ビジネスクラス並の広さですよ!
機内食も美味しかったです。
さっそくビールで乾杯!
大連までは、
成田空港からおよそ3時間。
かなり近い事に驚かされます。
沖縄とそんなに変わりませんね。
改めてアジアの距離の近さを感じました。
中国時間で午後12時半ごろ。
無事に大連周水子国際空港に到着です。
大気汚染が心配されましたが、
意外にも空気が澄んでいて、
とてもきれいでした。
久しぶりの海外旅行は、
やっぱり胸が躍りますね。
空港からはツアーバスに乗って、
観光へ出発します。
市街地まではおよそ30分。
結構近いんですね・・・
まずやってきたのは、
市内を一望できる「労働公園」です。
大連は近代的なビルが建ち並び、
中国の大都市になっていました。
続いては、街の中心である
「中山広場」へ。
ここには、かつての日本時代の建物が
たくさん残されています。
大連といえば、戦前は、
日本の大陸における拠点の街でした。
中山広場には、
かつての銀行や官庁の建物が並んでいて、
さながら明治、大正時代にタイムスリップしたかのよう。
こちらは一際目立つ建物ですが、
かつての横浜正金銀行。
不思議ですね。
今は異国の地に、日本の面影が残っているのは。
中山広場から徒歩5分。
こちらは旧南満州鉄道株式会社(通称・満鉄)の建物で、
重要な日本の権益拠点です。
これには感動しましたね!
おお!満鉄だぁ!と・・・
我々の先輩達が見た、
大陸への夢と情熱がどういったものだったのか。
そして、
日本がここで実際に何を行ったのか・・・
改めてこの旅を通して、
見つめ直してみたいと思いました。