いま「7.29脱原発 国会大包囲」行動
がとりくまれている最中です。日比谷公園中幸門で行われたデモ出発前の集会での作家・落合恵子さんの発言の一部要旨を紹介します。(※走り書きのメモなので細部は違っていること御了承を。by文責ノックオン。ツイッターアカウントはanti_poverty)
いま思考回路のすべてを「3.11」の前に戻している政治を変えなければなりません。「3.11」の痛みに対してあまりに鈍感すぎるこの政治を変えていきましょう。
60年安保、70年安保など、ずっと私たちは挫折を味わってきました。しかし、今度こそ原発はいらないという民主主義の答えを出しましょう。
この猛暑の中でも電力は不足していません。電力不足になるとあれだけ宣伝していた関西電力の八木誠社長は、大飯原発を再稼働して火力発電を止め、電力需要の問題ではなくエネルギー政策上の安全保障のための再稼働だなどと言っています。
原発の比率は0%にしなければなりません。政府による0%、15%、20~25%などという選択肢は、最初から3分の2が原発容認・推進を占めるというもので、この選択肢、設問自体が欺瞞に充ちた滅茶苦茶なものです。
すべては「いのち」から始まります。
私たちの内側には「怒り」と「希望」の持続可能なエネルギーが燃えています。
この私たちの再生可能なエネルギーを使って、原発をゼロにしましょう。
キャンドルは消えるけれど、私たちの「怒り」と「希望」は消えません。
原発の再稼働を止め、原発の輸出を止め――自分の国だけが良ければいいわけではありません――日本の原発をゼロに、世界の原発をゼロにしましょう。