ここはニューヨーク市立図書館。
メトロポリタン美術館と並び、外観の美しさゆえ大人気撮影スポット。
ではここでいきなり個人の趣味で恐縮ですが お気に入りを紹介。
Let me introduce you guys to my favorite Lions!
↑NY市立図書館のシンボルともいえる、ライオン像の「Patience」くん。
2011年5月23日で、なんとめでたく100歳を迎えています。
図書館の前には2頭の雄ライオン像がおり、
南側を「Patience」くんが
北側を「Fortitude」くんが
それぞれ守っているのです。
They are called “New York’s most lovable public sculpture” by architecture critic Paul Goldberger.
Patience still guards the south side of the Library's steps and Fortitude sits unwaveringly to the north.
Patienceは「忍耐」、
Fortitudeは「不屈の精神」。
おふたかたとも、素晴らしい名前です。
でも、彼らの名前は時代と共に、実は変化してきました。当初は、Leo Astor と Leo Lenox
だったそうです。その後もいくつか呼び名が変わった二頭。
1930年代、なべ底景気に陥ったNY。 当時の市長 Fiorello LaGuardia が
「今のNYに必要な精神」として、二頭を Patience、 Fortitude と名付けたそうです。
As a tribute to the Lions' popularity and all that they stand for, the Library adopted these figures as its mascots. They are trademarked by the Library, represented in its logo, and featured at major occasions.
二頭のライオンは時代を超えてNYや世界中からあつまったひとびとに愛され続けました。
それを受け、NY図書館はこのライオンくん達を図書館のシンボルとしてロゴのデザインに。
これ、もし人間の像だったらどうなんだろうか。
そこまで人気にならなかったんじゃないかなと予想します。
われら人間は、やはりどこかミステリアスで解明しきれない動物に、常に癒され魅了されているのでしょう。
というわけで、難しいことはおいといて、
では、さっそく中をのぞいてみましょ。
中にはいるとすぐ、
レゴで出来たライオン像。
100周年のイベントをした時に、レゴアーティストNathan Sawayaが作成したもの。
すばらしかったです。
lego artist Nathan Sawaya copied the landmark of NYPL as the anniversary of NYPL's 100 years birthday.
パルテノン風味な外観もさることながら、 内部も図書館とはおもえぬ美しさ。
これを見た妹は、
「こんなキレイな図書館だったら、毎日通いたくなって頭がよくなってたかもしれない!」
と言っていました。
たしかに笑
だって、
閲覧室がこんなに凄い↓
ここはSex and the City の主人公の結婚式シーンでも使われたので
ご存知の方も多いですね。
ただならぬ図書館であります。
言葉はいらにゃい!
余談ですが、
NY市立図書館は大人気だった「BANANA FISH」の聖地でもあります。
かなり前に完結したにも関わらず
いまだにファンの方が 「NY市立図書館詣で」 していらっしゃるようですよ。
何も前知識なしでももちろん楽しめますが
こうやって自分の好きな動物だったり、マンガだったり、ドラマだったり
などなどの視点で見るのは より興味を持って充実した時間になることでしょう。
では、コンサートが終わって時間ができたようなので、
明日からまたSHIGEのNY情報に戻ります。
本日もありがとうございました。