ボランティア振返り | 小泉自然楽校のぶろぐ

小泉自然楽校のぶろぐ

「3.11を忘れない」をテーマに、
小泉自然楽校事業がスタートします。
気仙沼市小泉地区の海、里山、森、畑などの自然の中で、
子どもたちはいろんな体験をしていきます。

小泉自然楽校 広報担当です。今日は、2月19日~22日まで小泉自然楽校に滞在された水谷さんの振り返りをご紹介いたします。

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<水谷さんスケジュール>

2月19日 10時合流 3月にお世話になる方々にご挨拶に伺う

2月20日 7時行動開始 前日同様本吉町の方々を訪問、他、小泉自然楽校の修繕に協力させて頂く

2月21日 小泉自然楽校付近の海岸を見学、また、3月に実行するプログラムスケジュールを作成

2月22日 早朝海鮮市場見学、18時仙台駅着

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◎減災について
いつ起こるかわからない災害に備え、後悔する前に行動すること。自分のために、大切な人を守るために。自分のことよりも、大切な人の安全を考えれば行動をおこしやすい気がする。

◎小泉自然学校について
前回同様自然楽校近辺は極寒。手を洗えばしばらく感覚がなくなる。
ただ今回はドームに宿泊させていただいたので風による寒さの心配は以前ほどではなかった。
このつらさを経験することに前回より意味を感じることができているような気がする。
今回は初めて自然楽校の周辺を見る機会があった。そこはまさに野生そのものであり、木々の間を抜けるとはるかかなた地平線が海の端に見えた。だがそこはつい3年前、多くの人々の命を飲み込んだ海。波が来るたび岩間に渦ができていて、見つめていたら心の内から恐怖が湧き上がってくるのを感じた。岩壁にぶつかる波の音が今も耳に残っている

水谷