今日は東日本大震災から2年4ヶ月目の7月11日。被災3県の岩手・宮城・福島を訪問し、合計7ヶ所で復興加速への決意を訴えました。
最初は田中しんいちさんと一緒に、岩手県大槌町の福幸きらり商店街へ。TEAM-11で5月に来て以来の大槌町でした。朝早くから足を運んでくれた方々の真剣な眼差しを受け、改めて全力で復興に取り組む決意を強くしました。
大槌町から南下し、1月11日以来の陸前高田へ。私のことを『小泉すんずろう』と名付けてくれたお母さんも会いに来てくれました。陸前高田の皆さん、雨の中ありがとうございました。
午後は宮城県気仙沼市の離島、大島に渡って愛知治郎さんと全力で復興に取り組むことをお約束しました。島の皆さんが前回11月の訪問を覚えていて下さって、たくさん温かい言葉をかけてくださいました。島を離れる際は、前回同様紙テープで心温まるお見送りをして頂きました。船が出た後も、見えなくなるまで手を振っていてくれた大島の皆さんの姿が目に焼き付いています。
大島を出てからは宮城県仙台市へ移り、仙台駅前で街頭演説をしました。短時間でしたが、多くの方々に集まって頂きました。愛知さんと宣伝カーで出発した後も手を振って下さってありがとうございました。
その後、名取市の愛島（めでしま）東部仮設住宅前に伺い、お住まいの皆さんに直接お話をさせていただきました。改めて、仮設住宅から復興住宅への入居を迅速化させるような、暮らしの再建の重要性を痛感しました。
宮城から福島に南下し、相馬市で、森まさこさんと一緒にこれからも福島の復興を前に進めていく決意を訴えました。多くの子どもたちが会場の最前列に陣取ってくれていたのが、とても印象的な街頭演説会場でした。
最後は福島県の南相馬市牛越応急仮設住宅の前での演説でした。昨年6月、警戒区域に入る前にラーメンを食べた双葉食堂にお勤めの方も聞きに来てくれました。夜の時間でも足を運んで下さった南相馬の皆さん、ありがとうございました。
移動が多くあわただしかったですが、被災地でたくさんの方にお会いし、お話を伺うことができて非常に有意義な一日でした。明日は更に北上し、北海道と青森を訪問します。演説の他に、北海道奥尻島で開催される「北海道南西沖地震災害二十周年追悼式」へも、天候などによっては変更も考えられますが、出席予定です。奥尻町の災害から復興までの経験を、東日本大震災の復興にどう活かしていけるかも今後問われるところです。明日は天候が荒れないことを祈っています。
7月12日（金）の演説予定
開始予定時間／場所
09:10～ 北海道函館市「函館朝市前」
10:15～ 北海道亀田郡七飯町「七飯町役場前」
17:30～ 青森県青森市「アウガ前」
18:40～ 青森県黒石市「アクロスプラザ」
※このほか、13時30分～北海道奥尻島で開催される「北海道南西沖地震災害二十周年追悼式」への参列を予定しています。