今週火曜日、昨年11月に策定を発表した、「自由民主党農林水産業骨太方針」の実行プロジェクトチームの全国キャラバンが始まりました。2017年のキャラバンは雪深い青森県からスタートです。

 

日本列島の寒波の影響から雪を心配していましたが、青森空港に降り立ったら快晴でした(ただし、マイナス6度…)。結構雪が積もってると思いましたが、今年の雪は今のところは、通常の半分くらいだそうです。

 

 

最初に「県立五所川原農林高等学校」を訪問。この学校は国内の高校として初めて「りんご」と「お米」で国際認証(GGAP:グローバルギャップ)を取得し、世界で初めてグローバルギャップ大賞を受賞したすごい高校です。

 

最初に校長の山口章先生から、なぜ国際認証を取得しようとしたのか?の説明がありました。農業に従事する人の意識変革をすることが最も重要で、これを乗り越えて、国際認証を取得すれば、青森から世界のマーケットに打って出られると熱く語られていました。国際認証取得の審査は長時間ですが(約8時間)、審査員は作業の状況をつぶさにヒアリングし、より良い方法を指導、提案してくれるそうです。単なる重箱の隅をつつくのが審査ではない、農業をより良くする為の規範を作ろうというのが国際認証なんだと経験者の声から、改めて痛感しました。

 

校内にある「りんご」と「お米」の施設の見学では、五所川原農林高校の国際認証取得チームの生徒さんがタブレットを使って説明をしてくれました。彼らからは国際認証はきちんと理解さえすれば、当たり前の事をやるだけで別に難しいと思わないと、頼もしい意見が出ました。偶然ですが、私が訪問した日は国際認証の「りんご」の販売研修のため、翌日から中国に行く生徒さんを壮行する会が催された日でした。生徒さんたちは、販売の為に中国語の勉強までしたそうです。

 

 

五所川原農林高校での最後のイベントは、学生さんたちとお弁当を食べながらの意見交換会でした。このお弁当は青森県の健康施策として開発された「おからこんにゃく」というヘルシーな素材がメインで(味付けや調理方法次第で、まるでお肉のよう)、地元で採れた野菜、勿論デザートのりんごも…。本当に心がこもった温かいおもてなしでした。

 

午後は、JAごしょつがるを訪問し、昨年11月にとりまとめた骨太方針の説明や、農協関係者や地元の農家の方々と、活発な意見交換を行いました。骨太方針にもある、生産資材価格の引き下げや、人材育成、女性の就農や国際認証取得の話しなど、様々な意見が飛び交い、議論は意見交換会の後に開催された懇親会まで続きました。  

 

日帰り出張でしたが、若い力の可能性を目の当たりにし、これが拡大すれば日本の農業の未来は明るい!と確信する、前向きな気持ちになれる出張になりました。

 

 

五所川原農林高校やJAごしょつがるの皆さん、ありがとうございました。