小泉進次郎オフィシャルブログ「日本の政治を未来のために~自由民主党~」Powered by Ameba-2011062614180000.jpg

こんにちは。小泉進次郎です。


雄勝に行く前に大川小学校と河北町の尾崎(おのさき)に行きました。


大川小学校の前にはお供え物やお線香、手紙などが祭壇に置かれていました。


被害に遭ったお子さんに書かれたお母さんの手紙が何通も置かれていました。涙無しには読めません。


ご冥福をお祈りし、行方不明の子どもたちが一日でも早く発見されることを、手を合わせ、目を閉じてお祈りしました。


大川小学校から更に奥に進んだところにある河北町の尾崎。大川小学校から尾崎に向かう車の中から見える光景は衝撃的でした。ナビでは道路の両側は陸地を示しているのに、道路の両側は水没していてまるで湖の上の道路を走っているような感じなんです。


10回以上被災地に入っていますが、こんな光景を見たのは初めてでした。


尾崎では津波で1階部分を破壊された民宿の復旧支援活動をしている学生ボランティアの皆さんに会いました。


その民宿のご主人は元漁協の組合長で奥様と一緒に話を聞かせてくれました。

『(民宿の目の前に広がる)長面(ながつら)浦にはまだ海底に家屋や車が沈んだままで、沈んでいる車から流れ出る油でカキはやられてしまい今年はもう諦めざるをえない。他の地域も同じ状況だから声をあげることは出来ないから小泉さんにぶつけるしかない。』


この民宿がある尾崎にボランティアが入ったのは3日前。それまでは自衛隊が入ったくらいです。


復興どころか復旧さえ始まったばかりの地域はまだまだある。