小泉進次郎オフィシャルブログ「日本の政治を未来のために~自由民主党~」Powered by Ameba-2011062313220000.jpg

こんばんは。小泉進次郎です。


離島の出島(いずしま)には女川の漁師さん2人が船を出してくれました。


女川町の尾浦港の正面に見える出島にはすぐ着きました。


島民約500人の島に今生活しているのはわずか数人。今日はその方々とお会いすることが出来ました。


Kさん夫婦とAさん夫婦は週に1回船で町に出て食料品などを調達していて、今日も港で荷降ろしをしている時にお会いしました。


ご自宅にはいまだに電気が通っていないので自家発電機を使っていました。


『島には何も支援がねぇんだ』


100日以上経ってもまだこういう場所があるんです。


出島から女川町に戻って女川第一小学校に立ち寄って、島から出て避難生活をしている島民の皆さんに『出島に行ってきましたよ』と言うと、『見てきてくれてありがとう。何にも無かったでしょ?島に戻りたくても戻るところがないから。』


電気は不通で、支援もなく、それでも流されずに残った家に残る島民の方々と、島に残りたくても家は流され、避難所生活をしている多くの島民の方々。


両者に対する行政の支援は薄く、行政に対する国の支援と連係も不充分。現地ではNPOやボランティアグループが頑張っているけど、本来だったら行政がやるべきことをやってることもあり、そこに対する国・行政の認識と支援が薄い。


少し手を入れれば劇的に変わる状況もあるのに…。


もどかしい…。出来るだけ現場を見るしかない。