こんにちは。小泉進次郎です。

がっかりしました。昨日決定した義援金の第二次配分の結果に対してです。

先日の復興特別委員会で私が細川厚労大臣に対して提案したのは、死亡・行方不明者と住宅全壊・半壊の区別なく一律に義援金を配る基準に改めるというものでした。それに対する細川大臣の答弁は非常に前向きでした。

しかし、昨日の「第2回義援金配分割合決定委員会」で決まったことは、一律配分はしない。驚きなのは、被災地の県側から反対が出たということ。

「1次配分と基準を変えると被災者に説明が出来ない」とかいう声があるようですが、何よりも優先すべきは一日も早く被災者の手元に義援金を届けることでしょう。窓口に職員がもっと必要になるとしたらそれは総務省に応援職員の派遣を要請したらいい。そういうスキームが既にあるんだから。

行政が被災していることはその通りだけど、その行政が被災者目線に立っていない。

納得出来ない結果です。これでは義援金の支給の遅れは解消しない。