こんばんは。小泉進次郎です。

長野駅から新幹線に乗り、このブログを書いています。

栄村の次に野沢温泉村に行き、役場で村長さんたちから被害状況などを聞きました。

幸いにも野沢温泉村には今避難生活を送っている方はいません。しかし、道路に発生した亀裂や下水道の被害が出ています。

そして、福島から離れている長野県にも原発事故による風評被害が出ていることが分かりました。スキーや温泉目的の観光客の減少です。特に外国人のスキー客は一気に減ったそうです。帰りの長野駅でお話したキヨスクの販売員さんも同じことを言っていました。

野沢温泉村は芸術家「岡本太郎さん」が愛した村で、役場の正面には岡本太郎さんの作品があり、「道祖神まつり(火祭り)」が大好きだったそうです。村のグッズには岡本太郎さんデザインのものがあります。

地震のダメージを一日も早く回復させないといけません。そして、一刻も早く原発の状況が終息の方向に向かわないと長野県の観光も大打撃を被ります。

そして、村長さんとお話して話題になった一つが、過度な自粛ムードです。これによる悪影響も決して小さくない。

被害が大きくない地域は東北地方の分まで頑張って日本を盛り上げないといけない。改めてそう感じました。

原発事故による風評被害と、過度な自粛ムードによる経済的打撃をこれ以上広げるわけにはいかない。