こんばんは。小泉進次郎です。

日付は変わってしまいましたが…、

国会は明日(4日)まで延長されていますが、自民党は欠席を続けています。

この自民党の方針に対してはこのブログにも批判的な意見や疑問が寄せられました。

「欠席は議員の職場放棄ではないのか」

「堂々と出席して反対をするべきだ」

「何で審議拒否をするのか」

などの声が届けられました。

それらの声に対して私がどう感じているのか、今日は書きたいと思います。


明日で臨時国会が閉会となり、今年の国会は明日で終わるというタイミングも、今国会を振り返るのにちょうどいいかもしれません。

今国会ではっきりしていること、それは、審議拒否をしたのは自民党ではなく民主党だということです。

鳩山総理は所信表明で、「十分な審議をしよう」と言いました。

しかし、臨時国会の会期は36日間という短期間。

延長はたった4日間。

しかも、党首討論は開催しない!

自民党は、鳩山総理が所信表明で述べた言葉を受け、十分な審議時間を取ることを要求し、党首討論の開催も呼び掛け、その上、会期の大幅延長も異例のことですが野党の自民党から申し入れたんです。

民主党は、これらに対してゼロ回答。全く受け入れませんでした。

与党・民主党が野党・自民党に審議に応じるよう呼び掛けたのではなく、全く逆です。

野党・自民党が与党・民主党に審議時間を十分取るように申し入れたんです。

どちらが審議拒否か明らかだと思いませんか。


自民党が欠席を続けることに批判的な意見があるのはわかります。

言うまでもなく、欠席それ自体はいいことではありません。

しかし、それでも私は自民党が欠席という決断をした背景にある事実を多くの方々にお伝えしたいと思いました。

私は民主党がやること全てを批判するつもりはありません。現に、情報公開に対する高い意識、事業仕分けに見られるような国民に対してオープンな取り組みなどは良いことだと思います(勿論、事業仕分けのやり方、対象にする事業の選定、仕分け人に選ばれたメンバーの選考基準などは疑問があります)。

しかし、今国会で民主党が残した事実は、

十分な審議時間は取らない、

党首討論はやらない、

重要な問題に対する集中審議も行わない、

というものでした。

これらは、私が自民党だから民主党を批判しているということではありません。
事実を事実としてお話ししているんです。

その上で私は国民の皆さんに聞いてみたいんです。

今の民主党と同じことを自民党がやっていたらどう思いますか?