こんにちは。小泉進次郎です。
海上自衛隊の護衛艦はるさめの帰国式に出席してきました。
はるさめはアフリカのソマリア沖・アデン湾における海賊対策の任務につき、約3ヶ月商船の警護などの活動に当たっていました。
日本から片道20日間かけてソマリアまで行って、過酷な気象条件の中、危険と困難が伴う任務を終えて無事に乗組員全員がご帰国されたことを嬉しく思います。
お出迎えに来ていた御家族の方々の嬉しそうな顔、乗組員の方々のはにかんだような表情が凄く印象的でした。
当然のことですが、先日の護衛艦いかづちの出航式の雰囲気とは全く違う雰囲気がそこにはありました。
涙と緊張感溢れる出航式に対して、笑顔と安堵感に満ちた帰国式という印象です。
乗組員の皆さん、本当にお疲れさまでした、そしてお帰りなさい。
留守を守った御家族の皆さんも本当にお疲れさまでした。
ところで、今日の帰国式で疑問に思ったことがありました。それは、政府から誰も出席していなかったこと、その上電報もメッセージもなかったことです。
厳しい任務から帰国した隊員の皆さんに対して、国として感謝や労いの言葉があるべきだと思うんです。
それがなかったことを非常に寂しく、また疑問を感じざるを得ませんでした。