こんばんは。小泉進次郎です。

さっき更新したブログを補足します。

私の次に質問に立った橘議員が歌を披露したと書きましたが、詳しく言うと、橘先生が披露した歌は、万葉集の和歌だったんです!

歴史にも文化伝統にも造詣が深いんですね。

ところで、今夜のニュースで私の質問の一部、特に天下りについての発言が使われていました。

私が天下りについて言いたかったことはこういうことなんです。

民主党は政権交代後、与党になってから、天下り・渡りについて、「府省庁」によるあっせんは天下りになるが「府省庁」によるあっせんでなければ天下りではないという論理を使っています。

それでは「府省庁」というのは大臣を含むかと聞くと、含まないという。理由は大臣は一般職ではなく、特別職だからだという説明なんです。

だから、日本郵政社長人事は天下りではない、と言うんです。


おかしいと思いませんか?
もし自民党が同じことをしたら民主党はどう言うでしょうか?

この天下りに関して、民主党は、「国民目線、国民目線」と言いながら、国民目線を失ってしまっていると思うんです。

一般職であろうと特別職のあっせんであろうと、天下りは天下り、渡りは渡りなんです。国民の皆さんはそう思っているはずです。

だから私は委員長に、与野党で天下り・渡りについて集中審議をするように理事会に諮って頂けるようにお願いしました。

今後の日本政治で、政権交代が起きる度に天下りだ、渡りだと与野党で批判をし合うのは建設的ではありません。

天下り・渡りに対する認識を与野党で共有出来るようになれば、貴重な国会論戦の時間をより前向きな議題のために使えるはずです。
今日の質疑を聞いたり観たりした方は、どんな感想をお持ちになりましたか?