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不合理な思考回路による感情レベルの悪影響を大幅に減少させるシステム構築 1
→ http://ameblo.jp/koikeyoshitaka/entry-12226260405.html
上記の記事の続きです。すみません、明日と言いながら、時間が取れませんでした。
前回はパターン化された思考回路は、知性を高いレベルで発揮させるに有益であるが、間違っても正されない弊害もあるとお話しました。
パターン化された思考回路の誤りとは、具体的にどのようなものでしょうか。
例えば、人種差別問題を考えてみてください。欧米では未だに、白人による有色人種への偏見と差別が拭いきれていません。人種として、能力的に白人が優越し、有色人種が劣等している根拠はありません。ですから理性を働かせて考えれば、人種差別を肯定する考えにはなりようがありません。しかし現実には、白人を優越させる意識が、未だにしつこく社会に溶け込んでいます。この不一致をもたらすものが、パターン化された思考回路の誤りなのです。
人種差別意識の強い社会環境で、白人の子供として生まれます。誰も白人が優越しているとも、有色人種が劣等しているとも、直接的には教育しません。しかし周囲の白人達は、その意識で生活しています。言葉や態度の端々に、人種差別意識が見え隠れします。その空気感で生活しているうちに、子供は白人の優越と有色人種の劣等を自然と学習してしまいます。
白人 → 優越
有色人種 → 劣等
と、根拠も何もなく刷り込まれてしまうのです。この思考回路には、途中式がありません。ただ反射的に結論を出すだけです。
ではこの子供は、そのまま人種差別主義者になってしまうのでしょうか? いえ、そうとは限りません。「白人と有色人種の間に優劣はない」「人種差別はするべきではない」といった結論に至る、異なる思考回路を獲得できるからです。
人種差別を是とする不合理な思考回路を、思考回路Aとします。人種差別を否定する思考回路を、思考回路Bとします。
思考回路AとBとの間では、結論に矛盾が生じています。ここに選択があります。顕在意識が主要なものとして選んだ方が、その人の価値観になります。その白人の子供は、人生のどこかで思考回路Bを選択すれば、人種差別を是とするグループから個人的に離脱できるのです。
但し、パターン化された思考回路は、決して外れません。思考回路BでAの結論を否定、拒絶はできても、Aが働いて結論を出してしまうのは止められません。有色人種を見たら、Aはその人を劣等した存在だと見なすのです。
思考回路Aによる結論 ←(否定) 思考回路Bによる結論
は可能ですが、
思考回路A ←(消滅) 思考回路B
は不可能です。
つまり価値観レベルでは克服できても、感情レベルで完全に克服することは出来ません。
人種差別問題は、特に極端で解り易い例です。このような問題を、全ての人が抱えて生活しています。差別問題のように社会の病理的に共有されるものもあれば、個人的に抱えてしまう不合理もあります。
次回はその他の例に触れながら、この理解を深めるようにしていきます。
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