伊勢で「うどん」と言えば
やわらか極太麺の「伊勢うどん」のこと
伊勢神宮内宮前おはらい町の
創業大正2年の老舗の「うどん屋さん」
天ぷら伊勢うどんとろろかけを頂きました。
伊勢うどん 奥野家
三重県伊勢市宇治今在家18
3月というのにディスプレイは、正月のようで、
今だに正月気分がとれないのかと思ってしまいそうですが、
伊勢の食べもの屋さんはみなこのように正月。
これは伊勢志摩地方やその周辺の風習で
商売繁盛 家内安全 無病息災を願って
玄関にも 「笑門」と書かれたしめ飾りが取り付けられてて、「笑門」を招いているそうです。
海老天、かぼちゃ天、さつまいも天、とろろ、ねぎ、かつお節に隠れて
伊勢うどんが見えませんが、
かつお節や煮干し、昆布で じっくりと時間をかけて取った出汁に、
地元のたまり醤油とみりんを合わせてつくったタレは、伊勢独特の黒くて濃厚な秘伝つゆ
軟らかく煮た極太のうどんに絡めて食べるのが、伊勢地方に伝わるうどん
伊勢うどんの特徴は
おうどんは15分程度茹でるのがふつうですが、
なんと伊勢うどんが1時間弱も茹でる。
ねぎとかつお節以外の具をあまりトッピングしないのが特徴ですが
大阪のうどんのおよそ1.5~2倍の太さのある極太麺
極太麺に絡みついた濃いタレが醤油辛いと思われがちですが、
そうでもなく 甘辛で、後味はとてもまろやかです。
コシのある こだわりうどん食している大阪人には、少しもの足りないような おうどんですが、