切干大根は、千切りにした大根を天日乾燥させたもので、
乾燥させると、水分が少なくなり栄養含有量が濃縮され
生の大根よりも食物繊維やミネラルが豊富で、栄養的に優れていますが、
ただ注意しなければいけないのは、ナトリウム（塩分）が多いということですが、
カリウムの含有量が多いので、
そのカリウムにより余分なナトリウム（塩分）や水分をカラダから排出させ
むくみ予防をするなどの働きがあります。
以前、食物繊維 の記事において
写真だけでレシピを載せていなかったので、
レシピを作りましたのでおかずの1品のご参考にして頂けたら幸いです。
切り干し大根が期待できる効能は
食物繊維が豊富であることにより
コレステロール値上昇抑制や血糖値を正常に保つ働きがあるため、
生活習慣病（動脈硬化や糖尿病など）の予防
便秘の予防や解消などに効果が期待できます。
五訂増補食品標準成分表より作成したところ
100ｇあたりの生の大根と切り干し大根の比較すれば
＊ビタミンＣ においては生の大根が切り干し大根の4倍となります。
使ったのは切り干し大根は
㈱真田 長崎産 ゆがき大根
ゆがき大根と切り干し大根との違いは
同じものですが、切り干し大根を予め茹でてあるので
短時間で戻せて、すぐ調理できるのが特徴です。
忙しい時にとても便利な切り干し大根です。
このゆがき大根は長崎産 旬の大蔵大根を茹でて、
天日乾燥させた甘味のあるゆがき大根で、
短時間で味が膨らみ、ふっくらとやわらかく煮上がり
大根自体の旨みが生きたカラダにやさしい千切り大根です。
まずは戻し方から（3～4人分）
ボウルにザルをかぶせ、その上にゆがき大根（50ｇ）を入れ
左の写真のように水を加えます。
約10分そのまましておくと右の写真のように戻ります。
のゆがき大根を軽く絞るとこのように。。。
切り干し大根の煮物（3～4人分）に使う材料は
水戻ししたゆがき大根（50ｇ）
写真のように油揚げ（1/2枚） にんじん（50ｇ）をカットします。
作りかた
鍋にオリーブオイルまたはサラダ油（大さじ2）を入れ
上の写真の具材をすべて入れ、軽く炒め、
にひたひたのだし汁を入れ、三温糖または砂糖（小さじ3）を加え、
に醤油（大さじ2）を入れ煮込んでいきます。
写真のように味が染み込み、だし汁がなくなってきたら出来あがりです♪
小さい時は嫌いだった「切り干し大根の煮物」も今では好きな食べ物に。。。
年齢を重ねることにこういう煮物が好みになってくるのです～♪
是非、食物繊維とミネラルが豊富な切り干し大根の煮物を
夕食のおかずの1品に加えて下さいね！
