第７の栄養素であるファイトケミカルは
がん、生活習慣病などの病気の予防・改善や健康維持に効果的です。
「ファイトケミカル」とは植物化学物質で、
βカロテン、リコピン、ポリフェノール、カプサシン、硫化アリル、クロロフィルなどを指し、
5大栄養素（たんぱく質、炭水化物、脂質の3大栄養素にビタミン、ミネラル）の
次にくるのが食物繊維とこのファイトケミカルです。
ファイトケミカルは5大要素とは違って摂取しなくても欠乏症などの
病気にはなりませんが、何らかのかたちで病気の予防・改善や
健康維持に役立つと考えられています。
写真の野菜はファイトケミカルといわれる野菜です
パプリカ（カラーピーマン）・・・・βカロテン
なす・・・・・アントシアニン（ポリフェノール）
にんじん・・・・βカロテン
ブロッコリー・・・・クロロフィル
トマト・・・・リコピン
注目すべき野菜がこの「パプリカ」です。
ビタミンC、カロテンが豊富に含まれていています。
野菜の中でトップクラスを誇るのがビタミンＣで、
レモンの約2倍、トマトの約4倍も含んでいて
それは色によって異なり、赤が多くの栄養素を含んでいるらしいです。
特に抗酸化作用に優れていて血液サラサラ効果が期待できます
パプリカはピーマンと同じく唐辛子の仲間で、ハンガリー語で「ピーマン」という意味らしく、
ビッグピーマンとも呼ばれています。
パプリカの期待できる効能
夏バテ予防 疲労回復 脳梗塞予防 心筋梗塞予防
動脈硬化予防 老化防止 美容効果
油で炒めるとβカロテンの吸収が高まりますが、
反面、ビタミンCは熱に弱いというデメリットがありますが、パプリカは肉厚があるため
加熱してもビタミンCが失われにくい特徴をもっています。
ファインケミカルの野菜を使った
メニュー提案は
カラフル炒めです。
準備する材料と下準備（４人前）
パプリカ（赤、オレンジ、黄 各1/2個をひと口大の乱切りにする）
なす（2本を1.5ｃｍ幅の輪切りにする）
トマト（2個を小さめの乱切りにする） にんじん（1/2本を1.5cm幅の半月切りにする）
ブロッコリー（150ｇは前もって塩茹でしておく）
ごま油（適量） 塩コショウ（適量）
＊ごま油が苦手な方はオリーブオイルでも結構です。
また豚肉を入れても美味しく召し上がれます。
つくり方
フライパンにごま油を入れ熱し、にんじん、なす、パプリカ、トマトの順に入れて炒めてから
ブロッコリーを入れて、少し煮立て、全体に火を通す。
に塩コショウで味を調えて、最後にごま油を回し入れてできあがり。
すべてこの野菜には抗酸化作用があるので
一層 パワーアップが期待でき、生活習慣病予防に最適といえる野菜炒めです。
一度 お試し下さい！