『機動戦士ガンダム』 | 赤と黒

『機動戦士ガンダム』

 『機動戦士ガンダム』

―あらすじ―
 宇宙進出を掲げ、統一国家となった地球。移民政策もあり、大半の人々が宇宙で暮らす様になって約80年が過ぎた。地球には少数のエリートが住み、宇宙に住む人々を支配していた。そんな中、宇宙に住む一部の人間が「ジオン公国」との国名を掲げ、独立戦争を起こす。



 ガンプラ漫画・『超戦士ガンダム野郎(ハイパーせんしガンダムボーイ)』の影響により、ついにアニメの『機動戦士ガンダム』に手を出しました。まあガンプラが大好きなのにガンダムを見たこともないというのも変な話なのですが。

 面白かった!第1話からして濃厚で、とても30分のアニメとは思えない、2時間の映画にも匹敵するような素晴らしさでした。モノマネなどでセリフや登場人物はチラホラ知っていましたが、実際に見てみて驚いたのは以下の部分です。

 ・ガンダムの攻撃方法が分からず、(結果として)咄嗟にザクの下顎を引きちぎるアムロ
 ・モビルスーツのコックピットが頭部ではなかった
 ・有名な「ララァ」という人物の出番がたったの数話
 ・地上での戦いが多かった(もっと宇宙でばかり戦っているかと)
 ・ドムの動きが速い(どっしりした体型・カラーリングから重量級だと思っていた)
 ・「アムロ、行きまーす」は1回しか言われていない(「行きまーす」がほとんど)
 ・『ガンダムビルドファイターズトライ』のスガがサカシタを殴った理由
   (元ネタのスレッガーに似たシーンがあった)

 よく分からなかったのは以下の部分。

 ・Gアーマー(Gファイター)の利点
 ・「弾幕薄いよ。何やってんの」という有名なセリフが存在しない
 ・シャア専用機は本当に3倍の速さで動けるのか
 ・ジェットストリームアタックがすぐに躱されたため、どういう連携攻撃だったのか


 敵味方とて一枚岩ではなく、様々な思惑が入り乱れるところがリアルさを出してくれています。逃亡しようとするアムロやカイ、部下のために無茶な命令を聞くランバ。ジオン軍の敗北の原因は何だったのか。ヒットラーに学ぶべきではなかったのか。

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