母をとるか、女をとるか | こころの相談室

こころの相談室

石・徒然・色んな事を、書いています^^


数年前の事です。

お子さんが5人がおられる母親(四十路半場)から、
依頼がありました。


テッキリ霊視的な相談だろうと、思っていたのですが^^;


母親『私今好きな男がいるんです』


(恋 ̄~ ̄;) ん~~~…これは、恋愛相談だな^^;


常々に…あたしゃ萬も入ってるけど…
恋愛相談占い師じゃないんだけどなぁ^^;


その年、物凄い。。。この手の相談が多くww
その前の年は、前世自分が何だったかが多くwww
なんか違う路線ばかりだなぁと、数年間思った事がありますw


母親『今の旦那の他に、男が二人いて、付き合ってます。』


オイオイ…これって、不倫恋愛相談か?!…


(恋 ̄~ ̄;) ん~~~


母親『霊視で、どの男が私にとって、
     一番良い男なのか、見てもらいたくて…』


あたしゃ…浮気の片棒?したくないよ!!!ムカッ


それでも霊視してしまいます。
母親の後ろでは、悲しそうに泣いてる子供が二人と、
水子のような…影が足元で揺らいでいます。
そのずいぶん後には、老人が二人必死になって、
追いかけているように見えました。


(恋 ̄~ ̄;) ん~~~


話を聞いていくうちに、子供達、それぞれ父親が違う。


(恋 ̄~ ̄;) ん~~~


私『まず!私は、浮気の片棒をしたくないので、
     不倫相談は、受け付けません。
   霊症などで、悩まされているとか?
       家族が、訳の解らない事で変だとか?
    そういうのは、受けているけれど、
        浮気の悩み相談は、私うけれません。』


そう言っても、母親は、口から話が止まりません^^;


男との身体の相性だとか、どの男が金持っているのとか?
ムカムカブチッと、くるような事ばかり、言葉を並べ吐き出します。


なので。。。


私『男とるか?子供とるか?家族の絆をとるか?
     どちらかにして、また依頼してきて下さい。』


その場で、私は相談費を頂かず、
その場を、終わらせて、他の依頼者との相談を受けていました。


が…終わって、外に出ると?その母親がグスグス泣きながら、
私を待っていました。


母親『子供を選ぶ道にしたので、
     どうやったら自分が幸せになるかを、
       教えて下さい。そして霊視して下さい。』


子供を選ぶのであれば、相談室再開です。


ジッと霊視していると、悲しい結果ばかりが見えてきました。
このままいけば、母親は、男を選び、
母親は子供を捨ててしまう。…なんか真っ黒の世界が見えました。
子供達を一番だと思い、大切だとして、大事にして、
子育てに専念して欲しい。どうみても、
男達(その時の旦那も含む)は、子供達の父親にもなれないし、
子供たちに辛く当たって、今でも見えない所で、
言葉の虐待とかしているように見える。
子供達が好む、子供達を大切に大事に一緒に育ててくれる、
男性と出会えるように、今の男達とは別れた方がいい。
と、その時に、言いました。


最後に、
子供達を守る霊符や、母親が母親としての自覚が出る霊符など、
後日改めて、書くか…
もしくは、琉法さんに祓や祈祷を願い出て欲しいと、言いました。
(基本的な事や潔斎なども進めました)


ですが…待っても待っても電話の一本もなし。
琉法さんにも、全く連絡が無かったそうです。


まさかなぁ…男選んでないだろうなぁ…
基本的な事も、潔斎も…憑き物らに、邪魔されて…
出来てないかもしれないなぁ…。


でした。


が、結果が出たのは、去年の秋頃です。
母親を紹介してきたAさんから連絡がありました。


Aさん『母親が子供達をひきつれて、
             自殺を図ったんです。
     ですが…母親と子供二人は、生き残ったんですが、
    二人、あの可愛い子達が、亡くなってしまったんですよ。』


(恋 ̄■ ̄:)え?…


Aさん『母親が、亡くなった子供の霊が、どうなってるのか…
     知りたいらしくて…落ち込んでるんです。
    どう弔っていいのかで、悩んでいて…
           恋さんに、会って相談したいそうで…』


(恋 ̄~ ̄;) ん~~~


Aさん『男振り向かせる為に、自殺図ったみたいなんですよね…』


(恋 ̄~ ̄;) ん~~~


私『ごめんね。会いたくないわ。他の霊能者頼ってって言うて』


Aさん『ですよね…あの時、口酸っぱく言われたって…
     母親言ってましたから…子供は大事だよって…』


私は、母親との別れ際に、
男女の関係には、いつか終わりがある。
子供とは、自分が死ぬまで、ずっと永遠に続く。
自分が身体痛めて、産んだ可愛い子を、
大事に大切に育てて欲しいと、言っていました。


その母親の上の子供と話をしていました。
その子が、亡くなっていたのでした。
母親思いの可愛い子でした。
母親の決死の覚悟の顔をみて、
あの子は、きっと…一緒に死のうと思ったのでしょう。
母親の願いを叶えてあげようと、子供なりに…。


私は、仏様に向かって、
その子が、迷わないように…と願い。
その子が、三途の川原で、石を積んで鬼に壊されて、
泣かされないように…としか、願えません。


母親は、きっと…今泣いて後悔してても、
また、同じ罪を犯すとしか思えません。


それに、私が追いかけて言うと、
ただの脅しにしかならないと思えるし…。
霊視で見えた事を、母親が同じに見えるとは、思えません。
未来が見えて、未来を予知して、
予防策を伝えたとしても、こうなってしまった。


私としては、助けられなかったという無念の気持ちが、
いっぱいで、なんとも言えない気持ちになりました。