やりたい仕事は売れなくて、やりたくない仕事ばかり来るというあなたへ
Aの仕事をやりたいと思って始めたのに、それは全然、売れなくて、かわりにあんまり好きじゃないBの仕事ばかり頼まれる。
こういう時にはどうしたらいいのでしょう?
(○○講師、コンサルタント Tさん )
どんなに売れっ子でも「やりたい仕事しか来ない」って人はいません。
ビジネスは、お金を払ってくれる相手がいてこそ成り立つもの。
そこは、需要と供給のバランスなのです。
対策としては、
■ライスワーク(収入源)とライフワーク(やりたいこと)を両方やる
■あなたの魅せ方、ビジネスモデルを思い切って変える
■求められている仕事を好きになる工夫をしてみる
■まずお金になることをある程度確保し、少しずつやりたいことにシフトしていく
■好きじゃない仕事は全部きっぱり断る
などが考えられます。
ぶっちゃけ、仕事を選んでも生活していけるならお好きにどうぞ、と思います。
「断る力」を発揮して、やりたくない仕事はうまく断るのがいいでしょう。
私の場合は、時間をかけて以下のようなことをやっていきました。
■まずお金になることをある程度確保し、やりたいことにシフトしていく
■ライスワーク(収入源)とライフワーク(やりたいこと)を両方やる
■魅せ方、ビジネスモデルを思い切って変える
私もやはり起業当初は、同じ問題がありました。
時は、2000年。
「女性が働き続けられるサポートをしたい」と思い、女性向けの研修や女性管理職研修をサービスとして売ろうとがんばったのだけれど、全然、受注が取れない。
話が来るのは、男性向けのものばかり。
それでも売り上げは立てないといけないので、ほぼ95%オジサマに毎日囲まれながら「これも実績作り」「大事な収入の1つ」と割り切ってやっていましたね。
「なんのために起業したんだろう?」と情けなく思ったこともありました。
でも、やっているうちにこう思ったのです。
どうしてもやりたいなら、赤字にならない程度に採算度外視でやってみよう。それをやるために、収益源もちゃんと確保しておこう、と。
本当は東京でやりたかったのだけれど、それは一時あきらめ、依頼があればどこへでも行きました。
そして、時代は変わり、突然、「女性の研修」の依頼が、何もしなくても殺到する日がやって来ました。
時は、2007年。その年は「団塊の世代」が一斉退職するということで2007年問題というのが起こり、女性活用のブームが一気に起きたのです。
その後、時代は変わり女性活躍推進ブームはまだ続いています。
国が「女性管理職を増やす」という政策を打ち出したために、企業がいっせいに力を入れるようになったんですね。
先日も某企業さんで「女性管理職研修」をやりましたが、時流に乗るってこういうことなんだなとつくづく思ったのです。
その仕事が時流に乗っている時は、いつもより仕事をとるのが楽になります。
日頃から実力を磨きつつ、時流が変わるのを待つのもよし、やりたいことを、どうにか時流に合ったものにカスタマイズできないか考えるのもよし。
ヒントはその辺にあると思います。
やりたいこと、求められていること、時流に乗っているかどうか。
この輪が重なるところを考えてみてください。
あなたのやりたい仕事が、もっともっとできるようになりますように。
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